2024年12月23日月曜日

EP52 ジャカルタ旧市街

 ボゴールの植物園の見学を終えて、一度宿に戻りました。遅い昼食を済ませて時計を見ると4時半です。雨が降る気配もなく、勢いに乗ってジャカルタ旧市街に出かける事にしました。今宿泊している宿近くの国鉄ゴンダンディア駅から電車に乗れば15分ほどの距離です。電車は高架を走り抜け終点のジャカルタ・コタ駅に到着しました。電車を降りるとどこかのお祭りに遭遇したかの様に人人で溢れていました。それもそのはず今日は日曜日でお休みの日ですから、あちこちから人が集まっています。人込みをかきわけて直観的に旧植民地時代の建物の残る地域へと進んでいきます。次第にそれらしき建物が目に入ります。その規模はスマランの建築物の数倍も大きなものがドンと目に飛び込んできます。それはまるでヨーロッパの中世都市に紛れ込んだかのような錯覚に陥りました。ぶらぶらしている間に日が暮れて周囲は薄暗くなってきました。

それも今回の目当てです。ライトアップの様子を写真に納めるべく、周辺の散策です。広場には、あちこちで生演奏をやっています。それをめがけて観客も地べたに直接座りこみ聞き惚れているようです。インドネシア最大の都だからこそ、この様に大勢の人が集まるのでしょう。インドネシアの人々は音楽好きで知られています。ライブは街のあちこちで見かけます。大きな交差点で渋滞の発生する場所にはドラムを含めた本格的な演奏を行っています。どの演奏グループでも、別途集金係りが募金箱を持って停車中のバイクや車の合間を回っています。


各種屋台も大賑わいで盛り上がっています。日本では何々のイベント開催という日は賑わいますが、ここインドネシアでは毎週土曜日、日曜日が大賑わいになっています。日本の場合は何等かのイベントを企画して人々の消費意欲を盛り上げていまようとしますが、ここでは、イベントなしでも消費意欲は常に旺盛ということなのでしょう。旧植民地時代の建物は今でも郵便局として利用されています。その前にある広場は、足の踏み場もないほど人が座って楽しんでいます。駅舎もステンドガラスの装飾があり、エキゾチックな雰囲気の建物です。一体いつまでこの賑わいは続くのでしょうか?当方は2時間ほど俳諧して9時前には宿に帰りました。

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