2024年12月23日月曜日

EP28 友人のジュース屋さん

 

テグはここモスクの近くにある露店に友人を持っています。今日は金曜日でお店は凄く賑わっています。次々とお客さんが持ち帰りをしています。通常は6時半ごろ開店しますが、今日は金曜日礼拝の日です。そんなわけで10時開店で2時閉店となりました。その4時間で300杯の売り上げがあったそうで、効率は極めて両行です。客単価は15000ルピアですから、ざっと150円です。これに300を掛けると45000円となるわけです。利益率30%としても15000円以上の儲けとなりますから、この国では儲かる商売と言えるでしょう。日本でも屋台でこれだけの売り上げがあれば上出来の方でしょう。ちなみに場所代金は一日10500ルピア(105円)を払うだけで良いそうです。その代わり家で作ったゼリーやトッピングの材料などをバイクの後ろで引く荷物用三輪車に乗せて運んでいました。荷物用三輪車にはテント一式、食材、保冷ボックスに入れたアイスクリーム、掃除道具、包装資材、洗浄用とバケツ一杯の水を弟と妹と本人の3人がかりで自宅から運んで、この場所で兄弟力を合わせてテキパキと仕事をしています。自宅は20キロ離れている所にあるそうで、ここまでの所要時間はバイクで約2時間の距離にあります。弟は外国のお札に興味があるようで、私の持っている各国の紙幣を目にして大喜びをしていました。わずか2時間ほどの顔合わせでしたが、最初も最後も丁重な挨拶をうけ感激です。弟はスマホの通訳アプリで、「ここへ来てくださって有難うございます。」と画面を見せてくれました。午後仕事が終わってからは、テグの案内でボロブドールやその付近の山を見に行く予定だそうです。2時半を過ぎてパンチャが奥さんとお姉さんを連れて登場しました。90キロの距離を遠方から私を引き取りに来ました。

今回の旅はパトンリレーみたいに、次々と友人達が連絡を取り合って引継ぎながら私を案内してくれます。確かに私の旅は観光旅行から逸脱した特殊なパターンが形成されています。元実習生や、特定技能で日本に来ていたグループ同士が連携をし、それぞれの場所を案内してくれます。泊まる場所、食事も全く心配いりません。こうして、今日はテグとお別れです。性格上淡々としているテグは「会いに来てくれてありがとう。今まで日本でいろいろとお世話になってありがとう。」テグがジョグジャカルタに迎えに来たのが16日でした。その後ジョグジャカルタの宿で一泊、アリの家で二泊、そしてテグのアパートに三泊と行動を共にしました。来年1月には結婚するそうです。

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