今日は最後のお別れの日です。朝食、昼食を頂きお昼過ぎに出発する予定です。昨日は念を押して、私はバスで行きたいから近くのバスターミナルまでバイクで送ってもらえば十分ですと約束しました。家族は車で駅近くのホテルまで送ろうと企んでいたようです。
昨日は、ここに住んでいる5人(八か月の幼児が一人)にそれぞれお小遣いを渡すと、予期せぬ出来事かのように、お父さん、お母さんも大喜びしていたのです。小学校4年生のぼんぼんは、私が手を握ってわからないように1000円を押し込むと恥ずかしそうに、嬉しそうに直ぐお母さんに渡していました。五歳の男の子は疲れたのでしょか、すやすや寝てしまいました。手のひらに500円を配りましたが、本人は全く気が付かず熟睡です。
こうした心遣いがナナンの両親には嬉しかったのでしょう。今日宿に着いたら、「夕食はこれを食べてください」としっかりとお弁当まで頂きました。市内中心部の駅までバイクで行くのは断ったのですが、専属のバイクのドライバーも市内バスに乗車して、ガイドをしてくれました。お母さんは、涙ぐんで別れを惜しんでくれたのです。私にとっても、彼の家に二泊もお世話になることは想像もしていませんでした。成り行き任せで、友人から友人へのリレーが続き、最後の訪問地スマランの旅が終えようとしています。本当に有難うございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿