2019年1月12日土曜日

スマトラ2018 12月9日(日曜日)ファクリ少年の話


ヤドカリと遊ぶファーリ少年
小学校二年生のファクリは、クリーニング店での重要な働き手の一人息子で、夫婦はお店の半分が居住区域になっているので、そこに住んでいます。朝7時から学校が始まり、12時頃には戻って来ます。まだまだ甘えん坊で、学校から帰るとお母さんの側に駆け寄っています。テレビのアニメを見たりして午後の時間を過ごしますが、それに飽きると私のところにやってきます。お目当ては、パソコンでのお絵かきで、何度も練習を繰り返しています。
お母さんはすごく明るくて実直な方で自分たちには教育がないから、「息子には、一生懸命勉強してもらいたい」と語っています。お父さんはバスのターミナルで仕事をしていますが、インドネシアでの日本ブームの機運が高まっている状況で、日本への出稼ぎについて質問が出るようになりました。周囲では、色々な噂や情報が舞い込んできます。彼らの月給は一ヶ月100ドルから150ドルです。日本では、最低15万円ほどは確保できるでしょう。残業などで稼ぎ、その分を生活費で充当すると12万円の送金が不可能ではありません。日本で上手にやりくりをすれば、毎月、故郷にいる両親に一年分の給料を届けることができます。こうなると感心を示さずにはいられないでしょう。まだまだ道のりは遠いでしょうが、あっという間に過ぎて行きます。

2019年1月10日木曜日

スマトラ2018 12月8日(土曜日) 余話



ラムジルさんのお姉さんの雑貨屋
今日はラムジルさんから感謝のメッセージが届きました。実は大学を離れる時に一つの仕掛けを仕組みました。ラムジルさんには、今年も色々とお世話になりました。パソコンの実務に優れた彼は、私の手足となって大助かりです。そんな彼に、昨年は帰り際に謝礼として50ドル札を一枚封筒に入れて渡したら、「ちょっとまってくださいね。今お土産を準備しているから」と豪勢な現地の名物を見繕ったギフトを頂きました。何とその金額は推定すると20ドル分ほどあったのではないでしょうか?今回は、そうした事を事前に防ぐために対策を施しました。学長のアストゥティさんにお願いして、私が大学を去った後で彼に渡してください。そうしないと、彼は私から直接は受け取らないでしょう。受け取っても、すぐに土産を持って私に渡すでしょう。」学長も、ラムジルの事を良く理解しています。お互いに納得です。合意に至ったわけです。彼女も、私の気配りにびっくりしていました。アストゥティさんは私が大学を離れる日は出張中、