ナナンの家には親戚の子供で10歳(小学校4年生)がいます。初めて出会った時は恥ずかしそうにしていましたが、徐々に慣れてきたようで、私の質問にもテキパキと答えるようになりました。二日目の午後昼食が終わってから散歩に出かけると、向かいの家の同年代(学級は一つ下)と一緒に追いかけて来ました。急いでやってきたのか、一足のサンダルを片方ずつ使って片足は裸足の状況です。追いかけて来た子供たちにお願いして小学校まで連れていってもらうことにしました。歩いて10分ほどですが、しっかりと道案内をしてもらいました。夕方になると、その子はバイクに乗ってモスクでお祈りに出かけました。田舎道ですから、自由奔放です。バイクの免許などは無関係で、子供たちが意気揚々とバイクを乗り回している光景は決して日本で見ることはないでしょう。
翌日の朝再び小学校の近くへ散歩に行きました。制服を纏った子供たちが元気よく校庭で遊んでいます。私がカメラを向けると大喜びでポーズをとりはしゃいでいます。これは、日本と異なり自由奔放さを感じます。それではもう一度接近して撮影となりました。学校周囲はアジア各国でもお馴染みの光景が広がります。移動駄菓子屋、バイクでのスナック販売が幾つも並んでいます。休み時間になると子供たちが集まって10円、20円の単位で買い食いを楽しんでいます。ある意味では規制のない自由な社会なのかもしれません。食品衛生法などは適用除外です。概してアジア各国はスプーンや箸などは使わず、そのまま手を使って食事をする習慣があります。かといって日本のようにウェットテッシュなどを使うわけではありません。小さい頃から高免疫の生活に訓練されていますから、少々の病に大騒ぎする必要はないようです。
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