2024年12月23日月曜日

EP37 パテの薬局

 奥さんは、パンチャが日本で働いた資金で、ここパテのジヤクン地区で薬局を開業しています。お店の主人ですから、スタッフに仕事を任せて夫のパンチャとあちこち出かけています。そもそも、パンチャが彼女と知り合ったのは、彼の3番目のお姉さんが薬局を開いていて、その時のスタッフだったそうです。縁があって結婚に漕ぎつけたわけです。そのお姉さんですが兄弟の中で3番目ですが商売は順調で毎年海外旅行に出かけているそうです。彼らにとっての海外旅行としてのターゲットはアラビア諸国です。今年はサウジアラビア巡礼とトルコの旅に出かけたとのことです。急速に商売が繁盛したようで、12年前は借家で始めたお店が今は土地を買取り二階建ての豪華な家を持つようになったそうです。支店が6つほどあり、それぞれの支店に3人のスタッフを配置するとなれば総勢20人を超える商売です。更に薬科大のインターン生もスタッフの他に勤務しています。薬屋さんはそんなに儲かるのでしょうか?謎のインドネシアです。私がお店を訪問した時、お客さんがバイクでお店にやってきました。客は膝に外傷を負っているようで、三番目のお姉さんは、症状をチェックしてどうすれば良いのか、どんな薬がいいのか、テキパキと指示をしていました。この国でAPOTEKというのは薬局の意味ですが、薬剤の適切な使用に詳しいので、簡単な病気の

場合は、ここに相談することで解決するケースが多いようです。インドやネパールでも薬局に行って症状を説明すると適切な薬を処方箋なしで購入することが出来るので便利なものです。


 

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