その後は王宮に向かいましたが、残念な事に私達が到着したのは2時過ぎです。王宮博物館は2時で閉館だそうで、入場は諦めて王宮入り口付近の屋台でソトアヤム(鶏雑炊)を頂きました。友人達と過ごしていると、必ずどこかに連れて行ってくれます。食事も自宅だったり、屋台だったり、高級レストランだったりで、状況に応じて場所が違います。幸いに私の胃袋は鍛え上げられているようで、一般の日本人から見れば入りたくない場所でも平気で出入りすることに慣れている私です。ちょっと遅い昼食となりました。食後は周辺の散策の時間となりました。ここインドネシアではスマホで撮影を依頼することは日常茶飯事で皆慣れていますから、見知らぬ人同士でも気軽に声を掛け合っています。撮影を依頼したのはジャカルタからやってきた73歳のおじいちゃんです。インドネシアでは一人旅というと怪訝な顔をされることが良くあります。多くは家族連れか恋人同士、学生同志のグループが旅の主役です。子育てが終わり、孫も出来たかなぁと推測するお爺さんは悠々と一人旅を楽しんでいるようです。こうして終日ソロの観光を終えてアリの自宅に到着したのは日没前の6時前でした。
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2024年12月23日月曜日
EP20 ソロへのドライブ
今朝は9時出発でソロに向かいました。方角がどうも違うなと不信に思っていると15分ほどしてから自動車修理工場に向かいACを直してもらう。この店で3日前に修理してもらったけど、また稼働しなくなったとの事で出発前に整備してもらうことにしたようです。待つこと30分、修理を終えてソロ方面に向かいました。距離的には近いのですが、何しろ中古車なもんですから、スイスイというわけには行きません。勢いの良い音がしているのですが、以外と速度は上がっていません。最初に向かったのは、この地域で有名な回教寺院です。中近東の王様から寄贈を受けたそうで、外観、内装ともにアラビア風の建築です。入場料金は無料ですが、飛行機に乗る時と同じように荷物検査と身体検査があります。注意して見るとボデーチェックのスキャンを通過するときに金属物やライターを所持していると警告音がなります。検査機器の横には、数点のライターが置いてありました。というのは、インドネシア人はたばこがよほど好きな人種で、場所をいとわず喫煙するのが通常です。建物はモルタル作りですから火災の危険は皆無ですが、やはり禁煙していただくためには、仕方のない事なのでしょう。広い礼拝堂は2万人を収容できる施設と聞いています。最大5万人も可能と言われています。敷地内は清掃が行き届き綺麗な状態が保たれています。トイレ及び身体を清める場所は地下にあり、モダンな明るい設備を誇っています。ここで彼らはお祈りを行います。10分ほどで終わるのですが、彼らの日常生活の一環なのでしょう。これを行うと身も心もすっきりするようです。その間私は建物内の一角で待機することになりました。アリは昨日あまり寝ていないようで、広々としたモスクの中で一休み(昼寝)をしていました。アッという間に時間が過ぎます。参拝に来ている人々の中でJapanと記載のある制服を来た青年二人に出会いました。彼らは現地の日本語学校兼送り出し機関で修学中とのことで慣れない日本語で挨拶を交わしてくれました。出身はソロ近辺のクラテンですからアリと同じ区域に住んでいます。張り切って笑顔を見せてくれた二人です。日本での就職に胸を膨らませているようで一人は宮城県で食品加工に従事するとか話していました。初対面なものですから、恥ずかしいようですが笑顔で接してくれました。
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