昨年はマレーシアのクアラルンプールから直接西スマトラ州都のパダンへ飛びましたが、入国審査で1時間以上質問攻めにあい、なかなかスタンプを得ることができないという苦い経験があります。しかし、今回はスイスイと事が運びました。飛行機が到着してから、全ての手続きが終わるまで20分ほどで終わってしまいました。あっけない感じで終わってしまいました。ASEAN諸国の人々は相互にビザ不要ですが、その他の外国人は35ドルのビザ代金を払ってVOAを取得する必要があります。今回支払い窓口にいたのは私一人でした。入国審査はインドネシア人と外国人の二か所に分かれていますが、その多くはマレーシアの人々でしょう。クアラルンプールの空港で話しかけられた75歳の老人はマレーシアの居住権をもっているようで、2013年に日本に機械の購入に行ったことがあると懐かしそうに話をしてくれました。当時の日本のマナーに感激したとの事です。「日本の人はきっちりと約束を守りますね。こちらの国とは段違い」と語っていたことが印象的でした。手早く入国審査が終わり、税関の窓口でQRコードを提示する必要があります。しかし、どうも、この方法は、ネットの情報記載とは異なるようです。現在インドネシア入国の歳には、M-Poxの検疫証明はWEB上でQRコードを取得しなければなりません。ブリッジを通過し、空港内の本館に入るところには、手続きを促すQRコードが目に入ります。既に取得している人は問題がないのですが、まだQRコードを入手していない人は、空港内にあるQRコードを読み込んでパスポート番号や健康状態、半年以内の訪問国、フライトの便名、座席番号、パスポート番号などの入力をした後、QRコードが発行されます。又同時に税関申告もウェブサイト経由でQRコードを取得しておく必要があります。従って二種類のQRコードを事前に取得しなければなりません。しかし現実にチェックするのはM-Poxのコードのみチェックしているようです。入国のスタンプをもらい、最後にQRコードリーダーが待っています。勿論有人です。二つのQRコードはどちらを提示すれば良いのか、係員に問うと、「こちらの機器ですよ」と親切に指示してくれます。私のスマホにはQRコードが二つ並んでいます。彼らの指示通りコードをかざすと、係員の手元には氏名が表示されるのでしょう。元気な声で私の名前を読み上げて、ニコニコしながら、「どうぞ、お通りください」と声かけしてくれました。これで検疫も、税関も入国審査も終わりです。
出口にはテレコムセル(TELEKOMSEL)日本でいうとDOCOMOのカウンターがあります。値段表を見ると2200円で一か月15GBということで、事前に持ち込んだ114万ルピアの中から22万ルピアを用意して支払いを終えると、係の人は手早く設定をしてくれます。大助かりで、前回ブキッテンギの市内のテレコムセルの事務所での取り組みとは格段の開きがあります。昨年は、SIMカードを入手するのに2日かかりでしたが、今回はほぼ瞬時に契約成立です。空港内にはWIFIがありますが、SIMカード入手でデータ通信が可能となれば、心強いものです。早速迎えに来ているムスリムに連絡です。今どこにいるのかと訪ねると息子と一緒にマクドナルトにいる画像が届きました。近くにいるタクシードライバーに、ここはどこかなと聞くと愛想よくあっちだよと教えてくれました。私が店内を探してみても、それらしき人物は見当たりません。もう一度連絡してみると、どうも場所を間違えたようで、ターミナル①で待っていたそうです。私が到着したのはターミナル②でした。待つこと10分。兄のサルマンそっくりの登場です。同じ会社で仕事をいている部下の運転でタンゲランというジャカルタ南部の地域に向いました。おっと、その前に確認したいことがありました。市内から空港へのDAMRI社のバス乗り場を次回のために確認の必要がありました。ここでもキャッシュレスが進み、クレジットカードやインドネシア版QRコード払いです。改札口にいる社員に聞くと、現金払いはバスの運転手に渡すことになると説明を受けました。これで一安心です。次回の訪問では、市内中心部で直行することが出来ます。
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