朝
8時頃にナナンの家からぶらぶらと村回りの散策に出かけました。村の風景はのんびりとしています。小さなお雑貨屋が数多く乱立しています。幾つかのお店はガソリンスタンドも兼業しています。と言っても手動式のポンプでバイクの給油を行う仕組みです。小規模のお店では、ペットボトルに入れたガソリンの販売も見かけます。ミャンマーやカンボジアでは良く見かける光景です。ここでは、かなり進化して手動式の給油装置が電動式のものに代わった店舗もあるようです。もの珍しげに写真を撮影していると、店主が不審そうにどうして写真をとっているのですかと聞いて来ました。「私は日本から来て、この村の友達の所に泊まっているのだけど。今散歩中でただ写真をとっているだけだよ。」ということで一件落着しました。更にのどかな村の光景を満喫し、帰路は同じ道を歩いたのですが、そのお店の主人に呼び止められました。お水をどうぞとペットボトルの水を差出され、更に店舗にある菓子パンを二袋掴みだして差し入れをしてくれるじゃないですか。無碍に断る理由もなく、
30分ほど主人との雑談が始まりました。
彼の話によれば、今から10年前に韓国に出稼ぎに行っていたそうで、その収入を元手にお店を開いたそうです。インドネシアの有名なコンビニチェーン店のアルファマートやインドマートには属していない小規模のお店ですが、飲料水販売の代理店、銀行の支払い窓口などの業務もこなしています。家もセメント作りの立派な建物でトヨタの自家用車も持っています。早速店内を拝見させて頂きました。小さいながらも生活必需品は数多くあります。インドネシアの田舎の特徴でしょうか、シャンプーや虫除けクリーやなどは少量ずつパックされた商品が10円m20円の価格帯で販売されています。インドの田舎でも同様です。マレーシアの大型スーパーでは、大きな単位の梱包しか販売していません。商売のコツとして、大きな包装の商品を更に二個かうと一個おまけとか誘惑をそそる言葉で客を引き付けています。結果的に大量に買い込んだ分だけ無駄にしているケースもあり、友人のマレーシア人は批判していました。
通りがかりの異国人を親切におもてなししてくれる村の小さなコンビニに感謝です。
0 件のコメント:
コメントを投稿