EP16 朝のジョグジャカルタ

朝私としては定時の7時に起床し、近くの下町を散策しました。昨夜の賑わいに比べるとものすごく閑散としています。でも今日は日曜日ですから、午後から町は賑わって来るのでしょう。無料の朝食を済ませて午前中はテグのバイクに乗って市内散策です。王宮に入る予定が現在修復中とかで残念なことに入ることはできなかった代わりに、別の小さな馬車の博物館を回ることにしました。入場券は日本では、病院で使用されていると同様なバーコード方式で手首に巻きつける形式となっています。

1700年代からの馬車がいくつも並んでいます。この博物館にある茶店で現地独特の飲み物を注文して一休みです。宿のチェックアウトは12時となっていますが、途中でバイクがパンクしました。不幸にも、今日は日曜日で多くの店が休んでいます。バイクのパンク修理といっても、路上にデーゼル式のコンプレッサーを置いているのが目印です。20分ほど探してようやく見つかりました。

簡素な路上パンク修理店で値段も格安です。250円の修理代がかかりました。運転する友人テグに聞くと、もう10年このバイクを使っているとのこと、初めてパンクを経験したそうです。そろそろ買い替えをする時期にきているのでしょう。それにしても、自宅からここまで250キロの道中でパンクしなかった事は幸いです。宿に帰ったのは11時半過ぎでチェックアウトの時間が迫っています。早速シャワーを浴びて荷物をまとめて12時10分前に全てが終了しました。ここで待つこと40分でオメンが迎えに来ました。宿の場所は道幅が狭く車両の侵入は不可能です。車を大通りに置いて徒歩で私達の泊まっている宿にやってきました。勿論奥さんと娘は車内で待機しています。今から行くのは有名なプランバナン寺院群です。この入場料は外国人が6000円ほどかかるそうで。中に入るのは割愛し、周辺を車で回ることとなりました。彼らは入場券なしで、どこからが綺麗に見える場所なのか良く知っています。その場所でARIと合流することになりました。ここは入場券不要な写真スポットですから、30分ぐらい撮影時間となったのです。皆さん思い思いのポーズで取りまくっています。撮るほうも撮られる方も、インドネシア人は物凄く慣れているようで、見知らぬ人に撮影を依頼しても、彼らは心得ていますから、構図の良い写真が出来上がります。