EP40 ナナンの家

 お父さんはプロパンガスの販売店をしています。家の前には3キロのガスが充填されたボンベが山積みになっています。建物はかなり古いのですが、私の為に一室を準備していました。古いながらベッド、テレビ、扇風機が配置され休むには十分が場所です。入り口の扉が少しギシギシして傾いていますが、私にとっては全く平気です。

ナナンは今日本の北海道で仕事をしています。彼は富山いる頃は建設業の仕事をしていたのですが、その後転職をして北海道になりました。4人兄弟の末っ子で、私自身時々チャットをしていますが、いつも嬉しそうな表情を見せてくれます。勿論私の所、立山には数回やってきました。時々寂しそうな表情を見せています。明るく振舞ってはいましたが、その雰囲気から何かあるなぁと感じていました。「家族のために頑張ります」といつも私にメッセージを送ってくれるナナンです。事前にお父さんお母さんに私の事を連絡していたのでしょう。物凄く嬉しそうな表情で出迎えてくれました。