ミャンマー夜行列車

グリーン車！

モールメイン行9：00ＰＭ発

こちらは普通車両

今日の夜は久しぶりの夜行列車です。ヤンゴンを9時出発で翌日5時半にモールミン到着の予定です。5500チャットすなわち約500円ほどの料金で300キロの移動が出来るわけです。まさしく、ガッタンゴットンとゆっくりと列車は進んでいきます。久しぶりの列車の旅には心も踊ります。座席は2×1の超デラックスと思えども、エアコンはなし、窓の作りギシギシしていて、開閉するのに一苦労。近年は道路が改善されて、夜行バスが頻繁に走るようになりました。これっは、冷房付きですから、少々高くても、多くの方が利用するので、列車の予約は比較的簡単にとることが出来ます。
前日に切符を購入しましたが、窓口の混雑はゼロで、インドの列車予約とは大きく異なります。
切符には、英数字で列車番号そして座席番号が記載してあるのですが、出発時刻の1時間前に駅に入り、15分ほどしたら、予定の列車が入線です。まだ時間が早いようで、客の数はまばらです。そんな中、ミャンマー人が私に切符を見せて、「私の席はどこ｝と聞いてきます。切符を見るとローマ数字で記載されています。これだと彼等にはピンとこないわけです。私たちがミャンマーに入って、市内バスやメニューなどの数字が全てミャンマー語で記載されていると、判別できないのと同じ感覚です。それで、やおら、私が彼等を案内する羽目になりました。うむむ！

今日の列車はほぼ8割程度の込み具合でした。30円で夜食のパンを買い込み、準備万端です。列車内には、様々な物売りが威勢よく声をあげて水やスナック類（茹でたトウモロコシなど）の売り込みをしていますが、あまり熱心ではないようです。
列車は予定より1分早く出発です。ゆっくりとホームを離れレールの音を軋ませながら西へ進行し始めました。残念な事に私の座席は、運が悪いとあって、リクライニングの傾斜は8割ほどしか傾いてくれません。どうも、しかも足が短いので前方にある脚持たせの部分に届かないわけです。もう足のやり場に四苦八苦。一両の車両には30名分のシートがあり、私にとっては座席の間隔が広すぎるわけです。
本当に久しぶりの夜行列車です。地盤の整備が悪いのでかなり揺れるとの話でしたが、意外と揺れも少なく比較的快適な旅でもありました。