2013年6月9日日曜日

ヒマラヤの村 第4日目(3)夜学

さて、燃料となる間伐材を運び終えた時はもう辺りが暗闇に包まれ始めました。少しばかり休憩をしました。ジャガットさんの新築された家の二階はお客さん用の部屋ですが、その一階は夜7時過ぎから地元の婦人達を対象にした識字教室が開かれます。
PIC_0687今晩はわずか二名の出席者でしたが、普段は20人以上が参加するそうです。今日の参加者の中にはジャガットさんのお母さん(60歳)も入っています。もうひとり近所のおばあちゃんも参加しています。皆わけあいあいと世間話をしながらの教室です。私もそんな中へちょっと仲間入りです。おばあちゃん達にとっては、私が日本人、外国人という意識もありません。ジャガットのお母さんは早速、自分の練習帳を見せてくれました。「ほら、これが私の名前、私も字がかけるようになったんだよ、よーく見てくだされ」と自慢げです。すかさず、隣にいる同年輩のばあちゃんもノートを見てくださいと強制です。そんな無邪気で素朴な人々の生活に触れる事が出来ました。



この中に混じって、ラジュさんの子どもたち三人も自習の時間です。教育のシステムから考えると決して効率が良いとはいえません。しかし、自分たちでこうした教室を開催し、実践しているのは立派な事です。自分たちの力で少しでも村を変えて行きたいという姿は明確です。
ここスルケには150軒程度の集落です。そんな中でネワール族、タマン族、マガール族、そしてタミ族などが主要な民族構成となり、それぞれの民族によって生活様式が異なる部分があります。特にタミ族の文化は、妻の年齢が夫より高齢となるのが習慣です。教育へ重点を置くよりも、商売等への関心が高いと聞きます。ネワール族は清潔好きの習慣があって、ほぼ毎日台所の土間の手入れ(掃除)をしています。マガール族の人々は奥さんが家庭を管理する習慣があります。
こうした様々な多様性を残しつつ、地域開発への自発的な取り組みが今始まろうとしています。

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