この記事は1998年にミャンマーを訪問した際の日誌を再編集したものです
3.3盗難などの厳しい措置は96年の観光年より
ミャンマーの子供! |
ミャンマーでは観光年を契機として盗難等の犯罪に対しての処罰が厳しくなりました。自転車泥棒をすると半年の刑務所行きが即決、900チャットすなわち450円のスリを働くと3ケ月の懲役になる等地
元の新聞が実例をあげて報じているようです。
しかしそう言った規則がなくても昔からの仏教国としての教義がそのまま実践されているような状態です。人々は無造作にポケットに札束をほうり込んでいます。財布はロンジーの後ろにチョコつと差し込んだままで歩きます。人込みの多い中でも殆ど警戒心がありません。極端にいうと、時計やカメラを宿のロビーに置きっぱなしにしたままでも何ら心配する必要はありません。ましてやインドやタイランド等で聞くような引ったくりや置き引き等の巧妙な事件は皆無に等しい治安の良さを保っています。
10年程前に始めてシンガポールへ行きました。その時は深夜に飛行機が到着し最終の市内バスで安宿のあるベンコーレン通り-行った記憶があります。通りかかりの人に道を訪ねながら宿-チェックインしたのは夜中の12時を過ぎていました。ここヤンゴンも同様でしょう。空港から市内へタクシーで来ると運転手は客の宿が決まるまで、幾つも宿を回り面倒を見てくれます。空港からのタクシーの料金は大概FEC払いとなるので流しのタクシーに比べると若干割高です。しかし他の国のぼったくりタクシーとは違います。料金も多めに支払わされ置き去りにされたのでは目も当てられません。ミャンマーはまさしく紳士の国ではないでしょうか?
現地では情報が余りにも少ないのでどのような社会的な事件が発生しているのか知りたいのですが読み取る事が出来ません。恐らく我々の知らない部分で凶悪な犯罪は少ないと思いますが、ミャンマーの特性を担った事件が存在していると思います。しかし絶対に言える事は今回の旅を通じてもそうなのですが、犯罪の話を聞いた事は一度もありません。私自身安心して旅を続ける事ができました。夜遅く新しい町に入る事があっても何ら不安がなかったのが事実です。一度だけマンダレーで激しい口論を見紛ました。
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