この記事は1998年にミャンマーを訪問した際の日誌を再編集したものです
2.04チャットの急騰
過去5年間の変動(対USドル) |
今回一ケ月の滞在の間にミャンマーの通貨も大きく変動しました。どちらかというとチャット高に触れたのです。数ヶ月前は-ドルの値が350チャットを越えた事があるそうです。現在は対ドルのレートで250チャット前後に落ちついています。パガンにいた時には一ドル200チャットを割った事もありました。地方都市では何処でもそうですが、首都に比べるとかなりレートが落ちることがあります。このレートでは昨年とあまり開きは出ていないではないですか? 私は一ドル260チャットのレートで交換したミャンマーの貨幣を20,000チャット分準備していたので何とかこれで獲りの滞在日数を過ごせる勘定です。手持ちのチャットを使い果たして新規に買おうとする人にとって畔かなりの痛手です。現地の物価が一気に3割から4割上昇した事となります。
どうもこの事情は隣りのタイランドやインドネシアの通貨回復の影響を受けての高騰と思えます。国境での交易の実態はよく解りませんが、私の推測では隣国のタイランドの通貨とかなり連動しているのではないかと感じています。アセアン入りをした影響なのでしょうか? それにもまして両国の密接な経済的なつながりは昔からあるように思います。
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