2018年12月29日土曜日

スマトラ2018 12月5日(水曜日)あみだくじでさようなら!


阿弥陀くじの発表会場
帰り際になって、昨日アイデアが浮かびました。今回の授業において熱心に参加した三名の学生に何かをしてあげたいという動機であみだくじ案が浮かび上がりました。初日には多くの学生が参加しましたが、その数は次第に少なくなりました。時には雨で登校できなかったなど様々な要因がからみました。
私は予備にUSBメモリーを持参しています。これを彼らご褒美として提供するにはどうするか、景品は一つしかありません。そこで思いついたのがあみだくじです。参加資格は出席率上位三人の中で阿弥陀くじを引いてもらって当選者を決めることになりました。昨夜遅くまでかかり、メッセージを添えたあみだくじシートを作成し、まずは、アムジルに、このアイデアについて問題ないか問いあわせました。彼にとっても始めてみる阿弥陀くじには驚いていました。私が懸念していたのは、景品は全員もらえるのではないし、不公平感がないかという事でした。アムジルの意見はおもしろそうですね。問題ないですよ。という返答です。私がこの大学を去る時刻は1時半過ぎを予定しています。12時半ごろになって副校長のノビアルティさんがマレーシアから帰国して大学に戻ってきました。

彼女の意見も聞いた上で実行することになりました。もし三人が集まらなかったら、後日、私が不在でも構わないから抽選会を開いて、賞品のUSBドライブを彼らに手渡して欲しいと申し出ました。しかし幸いな事に1時半過ぎで授業が始まっていたのですが、3名の候補者が全員揃いました。彼らは授業中でしたが、副学長の強い権限で授業中断です。彼女も、この阿弥陀くじとは何か、理解不足です。それを補完するのが、飲み込みの早いラムジルです。
強烈なスコール
ラムジル、副学長、そして私と講師のアリフが授業に割り込んで抽選会です。さすが、副学長です。こうした儀式には手慣れたもので、堂々と今回の抽選会の意義を述べています。3名が呼び出されてくじを引きます。これをリードするのは助手のアムジル。副学長の権威を維持したまま、抽選会は他の学生たちも巻き込んで開催されました。
学生たちも、阿弥陀くじの仕組みが良くわからなかったようですが、目を輝かせながら最終判定を待っています。賞品をゲットしたのは、養鶏場の息子ファジリ青年でした。
既に、ブキッテンギからサルマンがバイクで迎えに来ていました。彼には20分ほど待ってもらい、抽選会を開催しました。今年も私にとって様々な経験、そして楽しい思い出を残すことが出来ました。次回の訪問に向けて更に良い方法を模索していきたいと思います。皆さんありがとう。又会う日まで・・・・。一生懸命頑張ってくださいね。ちりも積もれば山となる!
Sidik-sidik lama-lama jadi bukit.
インドネシア語を直訳すると (少し少し、長く長く、成る、丘)
日本語だと、「チリも積もれば山となる」

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