2018年12月16日日曜日

スマトラ2018 11月22日(木曜日)同室のオマールさん

中央が同室のオマールさん

来客用のゲストハウスで同室のオマールさんは、冗談が好きで陽気な大柄な土木の先生です。彼は講師の他に実業家ですから、結構羽振りが良いわけです。イスラム教の教えでは、豊かな人は貧しい人におごらなければならないという感じの教えがあります。夕食時になると彼が率先して誘ってくれます。他に21人の講師陣を引き連れて食事に出かけても、彼が全額払ってしまいます。そんな状況ですから、私も流れに任せるしかありません。隣のゲストルームには、ここから13キロ離れた州都のあるパダンに実家があるアリフ先生です。かれは、ものすごく温和な人で、ほとんど口を開くことがありません。しかしいつも微笑みを絶やすことはありません。更に、今回はもうひとりのゲストがあります。同じスマトラの出身ですが、アチェ州生まれでマレージア在住のプログラミングの先生です。オマールさんの家は州都パダンですが、週末になると家に帰りますが、ピカピカのトヨタの車を所持しています。やはり、お金持ちなのです。助手のアムジルに尋ねると、「彼は会社経営しているから車を七台もっているし、家も3箇所にある
大学構内左が学食!
んですよ。」時々下ネタで冗談を飛ばしながらいつも快活に話かけてきます。そして、このオマールさんは、ものすごく陽気な方でギョロ眼を光らせながら、近づいてきます。昨年イスラム教徒にとっては、重要な人生の課題となるイスラム教の聖地メッカ巡礼にでかけたそうです。10日ほどで20万円のツアーに参加されたそうで、ハジという称号を持っています。この大学で教師のかたわら、他に仕事の打ち合わせなどもあるのでしょう。自家用車で時々お出かけの時間もあります。
彼らは平均して一日三回シャワーをするのが習慣になっています。しかし日本では夕方寝る前に一回というのが一般的です。私が朝シャワーしないのを知って、驚いています。私は彼らが一日3回シャワーをすると知って驚いています。一回の食事代金は1万ルピア(80円)ほどですが、4人で行くと5万ルピア(400円ほど)になるのですが、この金額は8時間勤務の労働者の一日分の給料ですから、気前が良いと言えば、気前が良いわけです。
学食のコーヒーが一杯16円の世界です。今回は昨年開いていた学食は、お店を経営している家族がどこかへ旅行中だとかで、ここ数日閉店しています。昨年は開いていたんですがね。
夕方4時になって講義開始ですが、今日は私の方は準備が半分ほどしか進んでいません。いきあたりばったりの感もありましたが、不足分は助手のアムジルがサポートしてくれました。無事今日一日も終了です。

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