2018年12月17日月曜日

スマトラ2018 11月23日(金曜日)レジ会計システムの練習

コンピューター室

今日でここに来てから3日目になりますが、朝、昼、夜ともに、誰かのおごりです。どちらかと言うとオマールさんが最大のスポンサーです。朝起きるとゲストルームの前にコーヒーとロントン(米粉団子スープ)が並べてあります。それをいただき、9時半過ぎにやおら職員室に入ると日本でいうぜんざい風味の飲み物とバナナの天ぷらがテーブルの上にいてあります。これは学長か副学長の差し入れなるようです。結局朝食を二度摂ることになりました。これが月曜から土曜までほぼ連続して提供されました。もういつも満腹状態です。お昼になると、副学長がお昼に行きましょうと誘ってくれます。大学の前にあるレストランでおごっていただくことになります。そして夕食はオマールさんが「ご飯まだでしょう?一緒に行きましょう」万事こうした状況が続くのです。自分の財布から食事代金を払うという事は殆どありません。会ったにしても、1食最高で13000ルピア、日本円でちょうど100円です。

ここはカカオ豆の産地
今日の授業は集まりが良くありません。参加したのはわずか三人です。ということで全体の流れから外れて特別にPOSシステムについての練習を試みました。この学習にはインターネット環境は不要です。いわゆるFloreant POSシステムというJAVAで動くソフトとJavaのプログラムそのものをインストールすれば練習が出来ます。三名の学生はかなり興味を持ったようで、自分なりに、色々と工夫をしようと熱心に耳を傾けています。少人数の場合は、マンツーマンで教えることができるので、私としても容易です。実はこのソフトはネパールで数箇所、友人のお店を実例として設定をして稼働するかどうかテスト済ですから、教えるのも比較的容易です。学生たちは思い思いに、お店のスタイルを変更して、新しくメニューを追加したりしながら楽しんでいます。こうして遊びココロを加えることで彼らの興味を引き出すことが出来ました。10日ほどしてから、学生の一人が、私に近寄って、「あのコーヒーショップのプログラムをもっと勉強したいんだけど・・・」反応は十分です。実は彼の家は養鶏場を営んでいます。一個1500ルピア(12円)の卵を出荷していますから、何かしらのヒントを得たのではないでしょうか? 
POSシステム:レストラン等で使われている売上管理ソフトで最近はタッチパネルで入力すると料金などが自動的に表示されて会計までこなすソフトです。
学生の中で小柄なリズキーは日本語を勉強したいと望んでいます。何故日本語を習いたいのが聞くと「アニメが好きだから」そんな答えがでてきました。いわゆる日本アニメの大ファンなのです。そしてパソコン・ゲームに没頭しているようで、いつも何かしらカシャカシャとスマホを弄っています。勉強中でも、器用にスマホの画面をパソコンの画面に同期させて、勉学と遊びの両方をこなしています。なるほど、いつかは、出世するかもしれません。

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