2013年5月10日金曜日

第10日目タダパニからポカラへ 歩行約4時間


昨夜も安眠です。夜早く寝る習慣が身について来ました。当然の事ながら朝も早く目が覚めます。前夜注文したトーストはカリカリ感があって美味しく焼いてありました。しかし今朝も曇り空です。結局は下山コースとなりました。この分ではまだ数日どんよりした天候が続きそうです。鬱蒼としたシャクナゲ林の中をゆるりと下山です。まるで幼少の時代にタイムスリップしたような気分で快適な山行です。この地域の人に名前を訪ねると殆どが***グルンと名前を告げてくれます。所々急な下り坂がありますが、全体としてはゆっくりしたコースで3時間後にはグルン族の里として名高いガンドルック村に到着です。
キムチェの宿で昼食を食べて、出発間際には大事な情報収集です。半分ネパール人の風体をしている私には、何でもスラスラと打ち明けてくれるようで、キムチェからのジープは乗合で現地人は150ルピー、外人は倍の300ルピーと教わりました。ガンドルックから緩やかな石畳の坂が続き1時間もしない間にキムチェに到着です。なるほどジープの溜まり場です。同時に獲物を狙っているハゲタカ集団的な運転手の巣窟です。あれあれいやな予感です。どの運転手に聞いても値段は下がりません。ナヤプールまで貸切で2500ルピーと平気な顔で返事をしています。うううむ。道路の先の方にバスが一台止まっていますが、これは、どうも貸切のようで、一般客は乗せてくれません。仕方なく、半分歩いて下る覚悟で歩き始めました。丁度ガスボンベを沢山積んで、いまや出発しようとするジープに交渉です。価格破壊を防ごうとジープの溜まり場からドライバーがくっついて来て見はっています。
これでは、交渉がしにくいわけです。そんな難関をくぐり抜け、何とか我々4人分として1000ルピ-という交渉成立です。貸切ではなく、地元の人々も数人乗り込んで、座席はほぼ満席です。歩いて下る事に比べると正しく天国です。もうもうと砂煙を巻き上げながら、一時間後にはナヤプールに到着です。しかもポカラへのバス乗り場の近くまで我々を運んでくれました。
こうして無事ナヤプールに到着したのですが、またまた難関です。我々はバスでポカラに向かう積りでいました。しかし、ここでも又タクシーの客引き集団に襲われるわけです。始めは当然の事1500ルピーから交渉がはじまるのですが、私自身はバスを利用する積りです。バスを乗り継いでいけば一人150ルピーはかかりません。4人だと600ルピーです。客引き集団には、丁寧に「心配しなくていいですよ。私達はバスで行きますから。これなら全部で500ルピーかかりませんからね。まだ時間も早いし、早くポカラに着いてもしかたないからさぁ」これには、彼らも唖然としたようです。しばらく時間を置くと更に値下がりで1000ルピーあまで下がりました。あと一声です。私の目算では、バスで行くと、更に宿までタクシーを頼まなくてはなりません。これらを合計すると700ルピー。そうだな。800ルピーならば使う事にしようと心に決めていました。案の定、この価格が実現です。彼らの口癖は、「ガソリン代が値上がりしたから安く走れない」となっています。さて、来る時は宿からポカラのバス駅までのの6キロが300ルピー、今回のナヤプールから宿までは36キロで800ルピー。どうも辻褄があいませんね。
まてば、必ず良い事があるというジンクスで20分後には、800ルピーで行きますよという運転手が登場です。
タクシーの運転手は何かしらいかつい人相でちょっとばかし怪しげな雰囲気を漂わせています。しかし次第に打ち解けてきたようで、色々と話しかけてきました。道中二、三回車を止めて携帯電話でしきりに話をしています。どうも奥さんからの電話のようで、「あと20分ほどしたら帰るよ」という会話が聞こえます。我々も携帯電話を持ちだして、今夜の夕食を注文です。来る時にお世話になったアニル・モモへ今日の宿泊予約を入れると同時にかつ丼の注文も併せて申し込みです。前回はポークが売り切れで食べ損なってしまいました。今度は大丈夫でしょう。
運転手は道中またまた停車です。よく見ると、地元の子どもたちが野苺を摘んだのを路上販売です。車は二三人の子ども達に囲まれてしまいました。運転手は気前よく、3パック購入し、我々にも1パックプレゼントです。甘酸っぱい野生の苺は、格別美味しいわけではないのですが、ドライバーの優しさに連られて頂戴することにしました。さて、しばらくすると、また野いちご販売のグループに遭遇です。これは子供達にも絶好のお小遣い稼ぎになるようです。それを知っか、会ここでも買っています。話の内容からすると、お土産として自宅に持って帰る気配です。二度目に出会ったグループは同じ分量のパックを35ルピーと言っていました。先ほど25ルピーで購入したばかりです。すかさず、運転手の値切でり交渉で25ルピーにダウンです。所が小銭を切らして我々が50ルピーを立替する羽目になりました。まあ、それでも良いでしょう。後でタクシー代から精算すれば住むことです。契約は800ルピーで私達が宿泊するダムサイドまでという事になっていました。さて、この運転手、最後の支払いはきっちりとしてくれました。建て替えてもらった50ルピーも返そうとしています。いかつい顔の割りには優しい部分もあるようで、すかさず、チップとして50ルピーを弾んだ結果となりました。こうして3時半には宿に到着し、二度目の昼食はトレッキングの成功を祝してビールで乾杯となりました。今回のトレッキングも無事終了です。お陰様で大きな事故もなく平穏無事に終了しました。
乾杯後は撮影したビデオが、旅の全行程を詳しく復唱してくれます。
おまけに来年のコースそして再来年のコースもほぼ確定です。これからも良い旅が続きますように。
    続く

0 件のコメント:

コメントを投稿