2017年11月15日水曜日

スマトラ紀行2017(2)ブラスタギへ

ブラスタギ町から見るシバヤク山
メダンから60キロほど南へくと、ブラスタギという小さな町があります。メダンから近いこともあり、標高1000メートルほどありますから、絶好の避暑地です。この地域は火山も多く、時には噴火に見舞われることもあります。今回はそうした兆候もなさそうです。さて、ここへ行くには、バスバスのりばに向かわなければなりません。インドネシアの場合バス乗り場は行き先によって、会社によってバラバラですから、幾つもバス乗り場があります。メダンでは大きなバスセンターとしてアンプラスとピナンバリスという2つがありますが、その他多くのバス乗り場があります。バス乗り場に向かうには、乗り合いミニバンで行くことが出来るのですが、ルートが複雑で始めての人には使い勝ってが難しいので大変です。比較的利用しやすいのが、バイクタクシーです。
さて、宿の主人からバイクタクシーをお願いしたら、登場したのがインド系のお兄さんでした。しかし残念な事にインドの言葉を話すことができません。両替のお店にいったらインド系のお姉さんが応対してくれました。彼女に聞いてみましたが、彼女もインドの言葉は話せないそうです。ここがマレーシアとインドネシアの大きな違いでしょう。マレーシアでは公用語として英語、中国語、マレー語そしてタミル語が使われています。インドネシアの場合、インド系住民の数は相対的に極めて少ないからでしょう。この地区は別名インド街と呼ばれているようで、よくインド系の顔を見かけます。運転手もそんな一人なのでしょう。さて、事前の話で8000ルピアでしたが、当の本人は場所を良く飲み込めていなかったようです。宿の主人の説明してくれた地図と方向は似ているのですが、バス会社(SINABUNG JAYA)は見当たりません。本人は電話で連絡しようにもSIMカードの残高が不足しているようで、急遽立ち寄って補充です。それから今利用しているオンラインのバイクタクシーの本部に場所を確かめています。どうも、当初考えていた場所より、かなり先のようで、8000ルピアでは無理で12000ルピアになるのを了解してほしいということでした。
 詳細は、ここをクリックしてください。Garminのサイトに移動します。



最近、バイクタクシーもスマホ利用者の拡大を受けて、オンラインで手配出来るようになりました。なるほどこれは、以外とヒットしているようで、トラブルがあっても安心して利用することができます。今回は値段が5割り増しになってしまいましたが、表情も穏やかに、値上げにご協力して欲しい旨低姿勢で依頼がありました。まあ、なんとか無事到着です。タイミング良く5分も待たない間にバスは出発しました。さて、60キロのバス代は事前に2万ルピアと聞いていたのですが、2時間後バスを降りる時に二万ルピアを払うと1万ルピアのお釣りが来ました。いや、どうなっているのでしょう。この国の運賃体系は?市内のど真ん中から7キロ離れたバス停への料金と60キロのバス料金がほぼ同じ金額となっています。これは、インドネシアの謎なのでしょうか?60キロの距離を2時間走って88円の破格の価格に驚くばかりでした。
さて、この国のITの利用は日本よりはるかに進んでいるようです。街角のバイクタクシーが、このサービスをしていることには、驚きです。連絡すると、迎えに来る車両番号が表示され、今どのあたりにいるのか一目瞭然です。そう考えると日本はまだまだ遅れているようです。ようやくスマホでタクシーを呼び込む方法が採用され始めたばかりです。今回は円に換算して120円分の料金です。最低料金は40円ほどからスタートするわけですが、これで誰もがWIN WINの関係にあるのは驚きです。
日本では、ネットの利用で正確に料金が算定され、時刻通りに動くことができます。ITの活用で更に拡がりを見せてくれますが、諸外国では次第に現金決済がネット決済はプリペイド、クレジット決済がどんどん増えて行きます。いわゆるキャッシュレス化が浸透して行き始めましたが、日本はこの点でも大きな遅れを取っています。先日日本のスーパーで見かけましたが、現金決済では端数の処理に店舗のレジ係りも顧客もかなりの時間を必要としています。カードであれば、こうした手間が省け効率が良くなるのですが、元来スーパーのお得意様は高齢者が多く、ITの世界への導入には、そう簡単に同意してくれるはずがありません。国によって事情は異なり、ミャンマーなどは、釣り銭の代わりにあめ玉が配られたりする地域もあります。インドネシアを例に取ると、価格の一定した水準があってないようですからIT化への道はまだまだ遠いものがあります。価格体系が的確で一定の規則に準じている場合は、予測がつきやすいのですが・・・・。もちろん、ここインドネシアの普通のバスには乗車券とか切符は不要な場合が多く、運転手は客から徴収したお札を勘定しながらハンドルを握っています。このようにしてがインドネシアの社会をしっかりと見せつけてくれます。ある部分ではIT化が進み、ある部分ではIT化に逆行する動きのアンバランスに、この国の楽しさを感じてしまいます。
こうして2時間後には、目的地のブラスタギの街に無事到着し、バックパッカーの宿として有名なシバヤク・ゲストハウスに到着しました。この宿は一泊だと10万ルピア、二泊以上なら8万ルピアと安い料金で利用出来ます。WIFIもあり清潔な宿で満足の行く宿です。
メダンの宿でもそうでしたが、ここでも夕方英語塾を開いています。
現地の物価にも少しづつ慣れてきました。最近は田舎に行ってもスーパーみたいなものがあります。値札が貼ってあるので料金は一目瞭然です。勿論この街は歩いて回ることが出来る小さなサイズで、街の東側には小高い丘があって、絶好の展望台となっています。

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