2017年11月26日日曜日

スマトラ紀行(15)パヤクンブ

パヤクンブ散策
西スマトラ州第二の都市で人口12万人が住み、現地語の意味としては草深い沼地の意味を持っています。インドネシアでも有数の清潔な都市として有名だそうですが、実感としては、まだまだ随所にゴミが散らかっています。付近にはハラオ渓谷など景勝地があります。そんな田

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舎町をブラブラと散歩してみました。郵便局は立派なミナン建築で天にそびえるかのような放物線状の屋根が見事です。既存の郵便局や政府庁舎などは、こうした建築様式を保っています。最近はセメント作りですが、デザインは伝統様式をしっかりと保っています。今でも町には馬車が走り主要な交通機関となっています。しかし、最近はどの家庭でもバイクが必需品となり、これが重要な交通機関となり、以前走っていた市内循環の乗り合い
ミニバスや郊外行の小型バスなどは、運行本数が極めて少なくなりました。子供達が通学に利用する程度となり、それも、多くの場合は親がバイクで送迎するという形態に移行しています。勿論、この大学の学生達にとっても通学用として貴重な存在です。25年前では信じれなかった事が現実となっています。昔は歩いて通学するしかなかったのですが、バイクの普及で教育への関心も高まってきたのは事実です。所得の向上が必然的に教育の機会を高めてくれるようです。勿論小学校は児童が歩いて通学出来る距離に番号を振って設置されています。SCHOOL DESA 10 (第10小学校)などと分かりやすく番号が振ってあります。色々と見どころもあるようですが、今回は大学の講義と、竹祭りで忙しく町の探訪は来年に繰越となりました。しかし、2時間程度この町を散策した地図と画像があるので、参照していただければ、概要がわかるかと思います。

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