2017年11月26日日曜日

スマトラ紀行(14) 再びパヤクンブへ

竹祭り開会式
サルマンのバイクに揺られておよそ1時間で、アストゥティ女史と約束していた竹祭り開催会場に到着しました。いわゆるパヤクンブ市の公会堂のような場所です。屋外ステージがあって、そこで開催式が始まったばかりです。市長を始め、そうそうたるメンバーが一同に介している中を、アストゥティ女史は紹介してくれます。何がなんだかわからないまま、とりあえずにこにこと握手を交わすという一般的な光景が始まります。始めはボス達の開催の祝辞が長々と続くのは、いずこの国でも同じことでしょう。テーブルには、現地の伝統的な食べ物が並んでいます。所で、この市長さんは日本へ七回も出かけたことがあるそうで、とても親日的な方です。他にも日本へ商売に出かけたことがある人など日本とインドネシアの近さを改めて実感します。そして最後は竹筒を叩いて、開催のを伝えることになるのですが、当方もステージに立つ羽目になりました。「第一回の竹祭りが成功裏に終わりますように」

1時間半ほどで開催式典は終了し、最後は音楽や踊りを伴った賑やかなもので終止符を打ちました。その後、大学へ移動です。大学でパソコンを教えているアリフさんから、部屋を用意してもらい、食堂などを紹介をしてもらいました。いやなかなか立派な部屋です。ホットシャワーはありませんが、WIFIも自由に使えます。これなら、快適に過ごすことが出来ます。ここは、街外れにありますから、すぐ目の前に田園が拡がり、話に聞いていたように食べ物の心配もなく、しかも今までの街よりも安いのです。どうも、ここではワンコインで一日が終えそうです。しかし心配なのは、明日からどのようにして授業をしていくかが最大の困り事です。何しろどのような学生達なのか、どの程度の実力があるのか、全く検討がつきません。
さて、大学まで送ってもらってから、サルマンは自宅に帰りました。5日前に訪問した時に紹介された数人のスタッフが私の事を覚えていたようで、早速あれこれ日常談義です。確かにインドネシアの人々は陽気で、おしゃれで屈託がありません。ともかく香水が好きなようで、どこに出かけても強烈な香りが立ち込めています。バスの車内もそうでした。この大学のゲストルームにも一つの部屋に3種類も芳香剤がぶら下がっています。
一休みしてから、街を探索です。スマホを片手にGPS機能をオンにしておけば、迷うことはありません。ゆっくりと2時間ほど、この小さな田舎街の散策を楽しむました。

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