2013年12月6日金曜日

マレー紀行パート2 第19日目 ブキットラルート(マックスウェルの丘)

今朝は少し曇り空ですが、天気も良さそうです。タイピンには、マックスウェルの丘というマレーシアで始めて作られた避暑地があります。ここへ行くにはタイピン市が運営するジープを利用します。ジープはほぼ毎時運行され、最終便の下りは午後3時もしくは4時になっています。宿から歩いて30分ほどにあるジープ乗り場は結構時間がかかり、乗り場に着いたのが10時少し前でした。今まさに10時のジープが出発しそうな時刻に到着です。この残念な事にこのジープは満席で次の11時発の便まで待たされることになりました。


待つのも旅の楽しみです。すぐ側にある食堂でお茶を飲みながら軽いものを摘んで時間待ちです。11時発のジープは陽気なマレーの家族連れ3人と我々4人が乗り込みました。
細い一車線の道路をグングン登っていくのにはスリルがあります。急勾配でも運転手は慣れたもので速度を落とすことなく旋回します。もうジェットコースターに乗っているような気分で、我々仲間からは乗り物酔いをだしたくらいです。

標高を上げると共に空気もひんやりとし、爽やかで新鮮な空気を感じます。下界の蒸し暑さがうそのようで、周囲は緑に囲まれ大自然を満喫することが出来ました。他の観光地のようなケバケバしさは全くなく、小さなカフェテリアが一軒オープンしています。

その店主らしき南インド系マレー人が私達に話しかけてくれました。私のお父さんは「日本語が話せますよ。戦争の時に日本人が来たからね。」と嬉しそうな表情を見せてくれるのが印象的でした。ここで、お茶を飲んで帰りのジープ待ちです。

帰りは13時発と切符を購入した時に時刻が記載されています。さて出発時刻が近くなると同時に雲行きが怪しくなりました。何かしら不吉な予感です。

案の定、ジープが出発して五分後にパラパラと小雨が降り始めました。そしてそれは、あっという間に激しさを増して来たのです。帰りのジープはオープンカーのタイプで窓はありません。横並びのシートが向かいあって二列で丁度男性が5人、女性が5人と乗り込みました。雨が次第に我々の席に吹き込んで来たのです。車体の上部に雨除け用のシートがあるのですが、それが簡単に外せません。しばらくの間雨除けシートを外すのに格闘ですが、そんな間でもジープはヘアピンカーブを走行し続けます。ああ、何と酷い!

でも下界に近づくに連れ気温も暖かくなり、濡れても平気という気温です。道中中程を過ぎた頃ようやく席は雨除けシートの装着が完了です。ジープが終点に着いた時はゲリラ豪雨に巻き込まれたのです。身動きを取るのは大変です。他の客も待合室でじぃ~と雨が小降りになるのを待っています。我々も唖然呆然で、手の施しようもなく、ここで昼寝と決め込んだのです。

待つこと1時間、まだ雨は止みそうにありません。時々激しく雨の降る中をとぼとぼ歩いて宿に帰着です。戦争に巻き込まれた日本人も、同じように雨に濡れながらとぼとぼ歩いたのでしょうか?


これも見方を変えると思い出深い経験になりました。苦があってこそ楽があり!南国の雨に降られても誰一人風邪を引くこともなかったようで、年齢の割には頑強な集団だったのでしょう。とにかく宿に帰って一休みです。そしてタイピンのグルメで栄養をつけなくては!

1 件のコメント:

  1. コタキナバルのボートの中で、豪雨と波しぶきの洗礼を受けて
    全身ずぶ濡れになったのに続いて、今回は2回目の試練です。
    しかも今回は、宿にたどり着くまで雨は止みませんでした。

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