2013年12月9日月曜日

マレー紀行パート2 第22日目 カメロン半日ツアー

カメロンハイランドは今日が2日目です。宿も安くて設備も十分な場所が見つかりました。今日は宿で手配している半日ツアーに参加です。朝八時45分に迎えのバンがやって来ました。片言の日本語でオハヨウゴザイマスと挨拶を交わす女性ドライバー兼ガイドです。
昨日手渡されたパンフレットでは、7箇所を回ることになっています。それぞれが個性に満ちた場所で蝶々園、紅茶畑、養蜂場、苺農場、バラ園、市場そして、中国寺院と盛りだくさんのスケジュールです。それぞれの場所で20分から30分の時間を取っているので、てっとり名所を回ることが出来、便利なものでした。9時前に出発したツアーが終わったのは午後1時前でした。


茶畑があって、苺があって、それはまるで静岡県と同じだねぇ。と冗談が巻き起こります。ツアーは我々4人と単独のフランス人の女性そして中国系の若いカップルの合計7人で、席にはまだまだ余裕がありました。料金は125リンギット(780円)でお手頃価格です。持参したスマホのGPSで計測してみると走行距離は30キロでした。

ツアーが終わり、そのまま街の目抜き通りで降りて昼食です。ここカメロンハイランドは雑多な人種で構成されています。メインは南インド系のマレー人ですが、彼らの多くは英国の植民地時代に紅茶のプランテーションの労働者として移住した人々が祖先だと聞きます。そんな中に混じって建設ラッシュに巻き込まれるバングラデッシュや北インドからの労働者。ミャンマーから出稼ぎに来ているレストランの従業員、宿で働いているのは、インドネシアからの出稼ぎの青年!そう言った多国籍を感じさせる高原の街です。一般的にミャンマー人は性格がおとなしく、ものごしが柔らかいのでレストランでは重宝されているとの事です。バングラデッシュ人は体力があるから現場に向いているとか声が上がります。

今日の夕食は昨日密かに偵察に出かけた中華系の食堂です。その名前は五月花(Mayflower Restaurant)ここでもミャンマー人のスタッフが働いていました。彼ら同士の会話を聞いていると、ミャンマー語です。それで、私も片言のミャンマー語で応酬すると、彼ら全員がにんまりと優しい微笑みを浴びせてくれるのです。


観光地だけあってレストランのメニューは通常の街の2割から3割高く感じます。まあ日本でも軽井沢などの避暑地に出かけると、物価が高くなるのですから、同じ事かもしれません。それにしても、標高1500メートルの空気は爽やかで冷房不要の世界です。済んだ空気と緑に溢れた世界が私達を癒してくれるのです。

1 件のコメント:

  1. カメロンハイランドのメーンストリートは、観光客目当てのレストランと
    土産物屋が軒を連ねています。その中で一番元気で、商売上手なのは、
    インド系のオニイチャンたちです。我々が通りかかると、メニューを持って
    通りに飛び出して、すぐに勧誘です。しかも、何回通っても同じように・・・
    彼らから、元気をもらいます。

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