2012年11月9日金曜日

マレー紀行 第9日目 ペナン徘徊その2

今日も宿の引越しです。昨夜の宿はどうも陰気くさくて値段も結構しました。今日は以前から目をつけていた船着き場に近いビクトリアインに引越しです。

ビクトリアインビクトリアイン3ビクトリアイン2ビクトリアイン4

この宿は前日に直接受付で予約を入れました。前金を請求されるわけでもなく、パスポートの提示も不要で氏名を告げてOKとなりました。チェックインは午後2時ということですが、マレーシアの宿ではそれ以前に到着しても部屋が空いていると利用させてもらえるケースが殆どです。それにしても、この宿は快適。ツインの部屋は大きく、日当たりも良く内装もしっかりとし、落ち着いた雰囲気を醸しだしています。ああ、これならもっと早くから予約をしておきべきでした。しかも料金は二人で110リンギット3000円をもしません。日本ではさぞかし15000円はすることでしょう。東海岸への旅を画策し、予定が定まらないままペナンに移動したのが災いの元でした。この宿ちょっと不便なのは、屋台からちょっと離れていることです。でも15分ほど歩くと賑やかな繁華街にでますから、思ったほど不便ではありません。食後にすぐ部屋に帰るよりも、ぶらぶら道草をしながら帰るのも乙なものです。

昨夜の宿をそうそうに切り上げて、荷物を持って150mほど移動です。荷物を預かってもらい、今日のイベントなるタイの寺院とミャンマーの寺院訪問です。アジアの地図を広げるとミャンマーの南部とペナンはそんなに遠い距離ではありません。又ペナン島の歴史を見ると一時期、英国の植民地以前はタイの領土だったこともあります。イスラム教と仏教徒がしのぎを削った場所とも言えるでしょう。ミャンマー寺は、こうして古くから、この地域に住み着いたミャンマーの人々の寄進で作られたお寺という事が明記されています。ジョージタウンのどまんなかに今でも参拝客が絶えません。この寺院の僧侶も、土産物のお店もミャンマーの人々に占められ、ミャンマー語が響いてきます。ミャンマー系の住民もかなり住んでいるようで、ショッピングモールの一角にはミャンマーレストランがあり、ミャンマー語のサインボードも目に入ります。そして、、その向かいにあるのはタイの寺院です。

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そしてタイのお寺は寝仏があることで知られています。

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午前中は寺院を2つ回りました。市内バスで再び宿に帰り、今度はフェリーで対岸に渡ることになりました。実は明日のKL行きのバスの切符を手配しなければなりません。さてバスの予約窓口はごった返しています。明日のバスの切符はもう、どこも売り切れの状態です。そんな所へ横から客引きが登場。とっさの判断で、ともかく明日の9時45分発のバスを予約することになりました。料金は一人35リンギット(1000円弱)で6時間半で到着といいます。どうも、この便は臨時便なるようで、座席も二人と二人掛けのシートです。通常ならば列車やバスは当日一時間前でも席を確保するのが容易なのですが、こうしたお祭りや連休に巻き込まれると思うようにいかないものです。

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さて、何とか明日の予定も確定しました。これで一安心。午後からはペナン・ヒルに登ることになりました。宿は船着場兼バス乗り場の近くですから便利なものです。DSCN4784DSCN4794

バス代金は一人2リンギット、ケーブルカーは往復15リンギットです。

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