2012年11月8日木曜日

マレー紀行 第7日目 ランカウイからペナン島へ

penang lankawi
つかの間のランカウィ滞在も今日はもう、移動です。レンタカーでの移動は効率が良く楽しい一時を過ごすことができました。さて、レンタカーの契約は10時迄となっています。しかし、昨日の朝お願いした洗濯物がまだ届いていません。宿の受付は何度も近くにあるクリーニング店に電話をしているのですが、まだ閉店中なるようで、一向に連絡がとれません。車を返す時間が刻々と迫っています。受付が言うには11時に車を返しても問題ないですよというものの!そろそろ時間切れです。宿の近くにそのお店があるから、直接寄ってみればどうでしょうと提案を受けました。でも電話がつながらないということは、そのお店には誰もいないという事で、出かけても無駄足かもしれません。で、閉店でもともとの覚悟で立ち寄ったのですが、案の定誰もお店にいません。固くシャッターを閉ざしたままです。洗濯物はソックスとTシャツ数枚だったようですが、何かしら腑に落ちないものを感じながらの決別です。車は波止場の事務所にあずければ良いわけです。着いてみると、小さな窓口がずらりと並び数社がレンタカーと看板をあげているではないですか!なるほど、これで皆平和的に潤っているわけです。脱法なのか、違法なのか良くわかりませんが、事故もなく無事返却でおめでとうございます。又機会があれば、利用したいものです。皆さんにも是非オススメしたいコースです。

時刻は丁度10時です。早速本土に向かう船の予約です。行きはKuala Kedarという港を利用したのですが、帰路は別のルートを利用、Kuala Perlisという町に向かうことにしました。こちらの船の方が少し船体が大きく利用客も多いようです。入手した切符には座席番号が割り当てられているのですが、どうも二重に席が指定されています。切符を見せて席を確認すると、既に誰かが座っています。係員の誘導で、がらんとした二階席に案内してもらい、一見落着です。ほぼ15分ほどの遅れで高速艇は本土に向かい一直線です。波も穏やかで快適な一時間余の旅です。到着したKUALA PERLISは隣国タイと国境を接するマレーシア最北の州です。何度も乗り換えをしながらペナンに到着です。これこそ旅の醍醐味!でも年配者にとっては結構お疲れになったかもしれません。マレーシアのバスは格安です。日本の市内バスの料金で長距離が乗れるわけです。マラッカからKLは130キロありますが、11リンギット(300円)で行く事が可能です。この国はガソリンが安いのですが、更に営業用車両については、政府から半額の補助があるそうです。交通機関が安いということは、物価安定の要件の一つでしょう。いつまでもこの状態が続きますように!下の写真をご覧ください。ゆったりとした豪華な三人掛けのバス車内です。これで70キロほど移動しても10リンギット(270円)でした。

ちなみに今日の強行スケジュールは
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10時発の船でランカウィからクアラペルリスに向かう(所要1時間15分)18リンギットで座席は重複、11時半ごろクアラペルリスバス停に到着、12時のデラックスバスでアロースターに(所要2時間10リンギットで切符くれない、お金はらうだけ)。アロースターを2時半のバスに乗車(所要2時間でバタワース到着料金は9.60リンギット)、雨の中フェリー乗り場に向かう。フェリーで20分料金1.2リンギットで行きのみ徴収、帰りは無料、ペナンのジョージタウン到着。無料バスで宿の近くまで移動。チェックインしたのは夕方5時前。昼飯を食べるのも忘れて移動、移動の連続でした。かなり難関なる日だったかもしれません。
そんなわけで、昼と夜の食事を兼ねて今日はジョージタウンの一角にある東方酒楼なるレストランに入りました。お店はなかなかの賑わいで結構客が入っています。すごく活気のある店で点心がカートに乗せられて狭い店内を回っています。好みを選ぶと、すかさずテーブルに置かれたメモに勘定が追記されます。それにしても、昨日と一昨日ランカウィではビールが破格の値段で提供されたのですが、ここでは倍以上もしています。でも、そんなに気にする必要はありません。まだまだ予算は裕福で赤字になっていません。このお店はおばちゃん系が多く働いているのですが、その人たちの動きを観察すると、まるで日本人のように、歩きながら電卓を叩いて、足でゴミ箱をポンという具合にいきいきとしているではありませんか!ともかく高齢化しているようですが、質の良い従業員を配置して商売繁盛しているようです。まあ、これで今日の疲れもしっかりと消化されたかもしれません。食後は海岸沿いにある広場を散策をしながら宿に到着です。

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