2011年1月18日火曜日

インドのインターネットカフェ


アブドッラとは10年前からの友人です。ここでインターネットカフェを営むアブドラはまさしくアイデアに溢れた人物です。店内はいつも様々な客で混雑しています。近くに大学が出来たので、学生達の論文提出に一役買っています。学生達はプリンターを持っていないので、ここでプリントアウトするわけです。勿論、経験豊かなアブドッラの指示で完璧なレイアウトを施しての印刷です。近隣からは、銀行口座を開くのに必要な書式のタイピングや印刷の用件が入り込んできます。インド人、外国人を問わず、インターネットでメイルを出したり、チャットをしたりするのに利用しています。ネットの使用料は一時間20ルピーとなっています。おまけに鉄道、バスの予約や飛行機の切符手配も引き受けています。バス、列車の予約業務からは一人当たり50ルピー(100円)の手数料を徴収していますが、何しろひっきりなしに客が殺到しています。小銭をバンバン稼いでいるという感じです。
また携帯電話の普及が凄まじいインドですが、音楽好きな彼らは決まって携帯電話の空きスペースに流行歌を入れて楽しんでいます。これも、アブドッラの得意とする業務です。お客さんの依頼で好みの音楽を選択してマイクロSDカードに記録して渡します。聞きあきた音楽はもうさようならでゴミ箱に捨ててしまうわけです。これもなかなか美味しい商売のようです。他に、Xerox(コピー)の業務もあります。パソコンの出張修理も引き受けます。抜群のアイデアの持ち主なるアブドッラにかかると難問はあっという間に解決するわけです。
さて、このインドのバス予約システムはすごく充実しているように見えます。ぶらりと遊びに行った時は、ある客がチェンナイからハイデラバードへのバスの予約を申し込んでいました。手際よくオンライン予約です。ハイデラバード行は今は列車もバスも所要時間にほとんど変わりはなく、12時間で到着します。料金はACクラスで1300ルピー、エアコンなしでは、その半額で650ルピーとなっています。オンライン上の画面ではバス会社数社の空席状況が表示されています。しかも、どの席が埋まっているかも一目瞭然としています。なるほどまさしくハイテクインドの実情を示しています。5分ほどのオンライン操作でE-ticketを印刷してお客さんに渡し説明をして終了。
さて、アブドッラのテーブルの前にあるHPのプリンターには妙なものが付属しています。良くみると、カラーインクのボトルがむき出しで並んでいます。これもインドの知恵、経費を如何に削減するかの知恵なのでしょう。一時期日本ではカートリッジにインクを注入して再利用することが流行しました。しかし、これは更に進化した使い方とも言えるでしょう。

1 件のコメント:

  1. いつもありがとうございます!
    現地に行かなくても雰囲気が凄く伝わってきます。
    ああ、でもやっぱり一度は行ってみたい。(笑)

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