2011年1月11日火曜日

ゴミ収集

さて、ここマハバリプラムは世界各地からのお客が訪れています。その為か、他の街に比べると比較的清潔さが保たれています。といっても、これはあくまでもインド版スタンダードを基準にしていますから、随所にゴミが散らかっているのも仕方ありません。各家庭が毎月20ルピー清掃料として徴収されています。国際観光地なるマハバリプラムです。遺跡の入場料は外国人が250ルピーで、現地のインド人は10ルピーです。外国人はものすごく払っているわけです。一人の入場料が、現地の単純労働やの一日分の給料に近いはずですが、一向にこの街はきれいになりません。
それが、名もない普通の街にでかけると大変な事になっています。もう、街中がゴミだらけの世界です。店の番頭さんは自分の店先のみを掃除し、掃き溜めしたゴミは隣のお店の境界線ぎりぎりまで持っていくだけです。これだと、全く解決になりません。どうも、モラルの欠如というか、ゴミという意識、概念が異なっているようです。土に帰るのに時間のかかるプラスチック類はいつまでも、その形を留めています。排水を悪くし、水たまりと化してしまいます。それだと蚊も大量発生してしまいます。どうも、そんな事は全く気にしない人種なのでしょうか?皆がしているから、私も当然という雰囲気でござります。ああ、これだと、いつまでたっても社会の発展はありえません。果たしてインドの人々はいつになったら、この危機を感じ始めるのでしょうか?

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