2016年12月7日水曜日

ヤンゴンの巻き寿司


ミャンマーの街角で見かけたお寿司屋さんは、22番街の通称チャイナタウンに住居を構え、反対側のインド街のYMCAの路上で巻き寿司を販売しています。巻きずしと言っても、意外と本格的なもので、その場で具をのせてしっかりとスダレで巻いて出来上がりです。親戚の甥っ子がお店を手伝っています。一本を6切れにして切り分け、上にはマヨネーズたっぷり載せ、発泡スチロールの容器に入れて1000チャット(86円)で販売しています。お味も値段から言っても遜色はなく、私の口にピッタリでした。買い物ついでに、ミャンマー語で話始めると、彼は元は船乗りで、アジア各地に出かけたことがあるそうです。東京にもいたとの事で、たどたどしいながらも日本語を話します。マレーシアで2年ほど働いたことがあるそうで、話の中で時々マレー語が混じってきました。それで、マレー語で話が弾んでいきました。お寿司は結構売れているようで、通りがかりの人々が良く購入しています。午後2時から6時半ごろまでの営業です。こんな楽しい光景に出逢うのもミャンマーの旅の楽しさの一つです。
何しろ食材は日本の10分の1で手に入ります。市場に行くと様々な野菜や果物、魚介類が並んでいます。キャベツは一個40円の世界ですから、私たちにとっては羨ましい世界です。茹でトウモロコシは一本16円、3本で40円という価格で路上で販売されています。パイナップルの切り売りも日本で200円ほどするものは、ここでは20円です。その場で包丁を入れて食べやすく切ってくれました。勿論お塩も振りかけて!さて、今度はミャンマーのメニューに挑戦しなくてはなりませぬ。あのカタツムリが歩いた跡のような丸文字の解読が出来れば、ミャンマーの旅はさらに楽しいものになるでしょう。

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