2016年12月23日金曜日

12月11日 インレー湖のボートツアー

Joy Hotel の朝食

湖上に浮かぶ寺院
カロ―から乗ったトランクバスは8時45分に出発です。あれあれ、客は私たちだけで出発です。途中で客を拾いながらタウンジーまでいくのでしょうが・・・。値段を聞くと2000チャット(180円)です。昨日のミニバンに比べると激安です。にこにこと愛想の良い車掌に聞くと、この路線は私たちは毎日一往復しているとか!でも、この集客状況で採算が取れるのでしょうか?朝タウンジーを出て、ここカロ―へ来て折り返しの便だそうです。概して東南アジアは朝早くから人々は動きます。インドネシアもタイも同様です。多分このバスは朝早くタウンジーを出て道中買い物に行く客や市場へ野菜を運ぶ人々で満載になったのでしょう。1時間ほど走ると次第に席が込み合い、ほぼ満席で走りました。お客さんが降りたり、乗ったりの連続です。近距離はどうも一人あたり200チャット(18円)になっています。トラックの後部に長いベンチを置いた簡易な乗り合いトラックですから、そんなに料金を頂くわけにはいきますまい。久々の純オープンカーの旅を満喫することが出来ました。車掌はシュエニュアンに到着すると、ここで降りてくださいと親切に指示をしてくれました。
さて、ここから先ニャウンシェまでは10キロほどすで20分ほどで到着の距離です。以前は乗り合いトラックが頻繁に走っていましたから、すぐ見つかると思いきや、ピックアップバスの詰所がありましたが、人相の悪いおっちゃんが「一人1000チャットだよ」と声をかけてきました。いやあ、今乗ったカロ―からの乗り合いトラックに比べると法外な値段になります。どうしようか思案のしどころです。こうした時にはお茶屋に入って、冷静にもう一度検討しなおす必要があります。誰に聞いても1000チャット。ローカルっぽい乗り合いトラックは見つかりません。まあ仕方ない。1000チャットで手を打ったわけですが、地元の人は500チャットで乗っていました。これがやはりツーリストプライスというものなのでしょう。乗り込んだ軽トラックタイプの車両は床に玉ねぎの袋がどっさり積まれ、ようやく私の足が二本入る隙間を見つけて座った次
第です。友人は軽トラの前の座席をゲットできましたが・・・。なるほど色々な乗り物があるわけです。貨客混載は正直なところ効率が良いのかもしれません。これぞ地球環境に優しい方式ではないでしょうか?日本も、地方の過疎地にこうしたサービスがあれば、買い物弱者の問題は一挙に解決すると思いますが・・・。しかも満席になったら動くとか!

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宿は11時前に到着です。一つ目はGOOD WILL HOTELでした。係が丁寧に部屋を案内して見せてくれました。鉄筋のビルで5階建ての建物です。何かしら一つもの足りません。それで、荷物を置かせてもらって、もう一軒、私が15年前に宿泊したJOY Guest Houseを偵察してみました。これが正解。お値段も安く、二階建てでこじんまりとした家族的な雰囲気です。
まだお昼を過ぎたばかりですから、船着き場の方に行くと、ボートの勧誘が迫ってきます。そんな中を言い値が20,000チャットを17000チャットに値切って交渉成立です。2時間ほどで終わるからという話は、あちこち土産物屋を巡回しながらの船旅となり3時間半になりました。しかし、買い物を強制されるわけでもなく、意外と安心して旅を楽しむことが出来ます。時々下船して休憩をとるにも好都合です。お店を周るのは不要とはいったものの、実際は1時半ごろの出発で5時前帰着となりました。いくつかのお店もついでに見て回ることになりました。船頭は、このお店はもういいから、早く帰りましょうというと素直に応じてくれるのがミャンマーです。シルク屋さん、ハスの茎から取り出した繊維で作るショールは超高級品です。他に銀細工のお店、ミャンマー葉巻タバコのお店などいろいろと目を楽しませてくれました。今日も充実した日となりました。以下のサイトで船からの景色を地図で再現してあります。


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