2013年11月21日木曜日

マレー紀行パート2 第4日目 マヌカン島

今日はここ、コタキナバルの沖合にある風光明媚なマヌカン島に出かけることになりました。まだ雨季の明けないボルネオ島です。http://www.ocean-sound.com/info/kkinfo/info-season.html
朝は真っ青な空が現れるのですが、次第に雲が広がり、午後から夕方にかけて熱帯特有のスコールに見舞われます。今朝も青空が広がっていたのですが・・・・。桟橋は宿から歩いて15分ほどの距離です。朝食を済ませ10時頃に船着場に向かいました。多くの観光客で賑わう船着場には、島巡りの切符を販売する窓口が並んでいます。どこも協定料金になっているようで、往復20リンギットと明示されています。しかし、ここでも交渉すれば割引価格で購入することが出来るのです。もうどのカウンターも口癖のように「内緒にねぇ」と念を押されます。結局20リンギットの切符は1割引きの18リンギットで入手です。ちりも積もれば山となるで、12リンギットで3人分となると、ここキナバルでは缶ビールが2つおまけとして付いてくる価格です。その他に桟橋使用料や、島への入域料が加わります。私は以前2度この島を訪問しているので、ターミナルで待つことにしました。スピードボートですから、向かいに見えている島までは15分から20分であっと言う間に到着します。10時出発で帰りを12時に迎えに来てもらうように手配をして皆さん威勢よく出発です。携帯電話は二台あるので、その内の一つは私の手元に残し、万一の場合に備えることにしました。


さてさて、船が出港して30分も過ぎない間にスコールがやって来ました。ああぁ不運!行きは20人ほど乗れる比較的大きなボートでしたが、帰りは小さなボートが迎えに来たそうです。しかも、豪雨の中をボートは、浸水する水を掻き出しながら進んだそうです。いやはや、すごい経験をされたようです。やはり、こうした南国的な自由な空間には愛着が湧くのは私だけではないようです。日本だとさぞかし厳重警戒で、豪雨が止むまで一切の交通手段が規制されるのが常でしょう。しかし、ここでは、そんな事はお構いなしで、自己責任?土砂降りの中、さぞかし視界もよくなかったはずですが、無事皆さんお帰りです。

ここでも、早速携帯電話に連絡がはいって、「雨がひどいから、船が遅れるかも」と連絡が入りました。国内での電話使用料は微々たるものです。一通話3円とか5円の世界ですから、前払いした料金がなかなか減りません。

道路横断は、信号があっても歩行者の多くはそれを順守している光景は殆ど見かけません。赤信号でも車がこないと、お構いなしに横断します。車が来てもお構いなしに横断!これが日常のマレーシアの標準的な光景なのです。しかし、安全な事に、必ず車は速度をゆるめて徐行してくれるので安心!我々も郷にいれば郷に従えと云う気分ならざるを得ません。あまりにも交通量が多く猛スピードで行き交う場所は別として、適宜状況を見極めて渡ることになったのです。日本では車が来ない道路でも信号が切り替わるまで、誰もがじっと待っているのが常です。しかし、ここでは、何かしら一種独特の空気が漂っているではないですか。

こうして、マヌカン島の観光は悲惨な結果に終わったのですが、日本では味わえない体験、経験を積むことが出来ました。雨は次第に小降りになり、早速お昼のビールが待ち構えています。

今日で、ここ世紀酒店(CENTURY HOTEL)は3泊目になります。最初の二泊はAGODAのホテル予約システムでカード決済をしていました。この宿はちょっと古びてはいるのですが、すぐ近くに気のはらない安食堂と安い缶ビールが入手出来るのがお宝の宿です。受付の対応も丁寧だし、朝は食堂も開いているし快適な環境です。そんなわけで、今日は追加の宿代を現金で支払いです。エコノミーの部屋がなくて、今日はデラックスルームとやらに案内されました。部屋の大きさは少し広くゆったりしています。何やらソファーらしきものが配置され、コーヒーカップとインスタントコーヒー(パック)も準備されていました。これで10リンギットしか開きはありません。ううん確かに快適。

AGODAのホテル予約サイトを開くと世界中の宿が網羅されているので、初めての旅でも、左程迷うことはありません。料金も適正な価格に設定されWEB ,上の画面でも詳細な部屋の写真や説明があります。部屋の広さも明記してあり、窓があるかないか等もしっかりと記載されているので安心して利用出来るわけです。勿論日本語のサイトもあるのであんしんです。それにもう一つbooking.comというサイトも便利です。前者は予約の時点で全額カード決済となるのが通常ですが、後者は現地で現金支払となっています。但しキャンセルの場合は自動的に連絡してあったクレジットカードから取り消し料が引かれるという仕組みです。

実はこのアゴダとブッキングコムは同系列の会社だそうで、一度登録すると、毎日のように安い宿ありますよ!とニュースレターが送られてきます。ありがたいような、嬉しくないような。AGODAは宿から契約が成立すると17%のコミッションを取る仕組みになっています。客にはその分をどのようにして上乗せするかです。概してマレーシアの場合は10%の税金と6%のサービス料が別途かかります。まあ、最大の特色は、嘘バレバレの記載というか、あと残り1室とか表示が出るのですが、これで焦る客もいるのは確かでしょう。そして、料金表示に215リンギットを二本線で消して半額以下の料金を設定しているのがどうも怪しい。これはたぶらかしの技法ですねぇ。でも知らない土地での宿の予約には確かに大助かりです。

シーズンオフの時は焦らなくても良いでしょう。とりあえず一泊分のみ予約をして、後は現地で延泊。そうすれば宿もAGODAへ手数料払わなくても良いし、場合によっては、割引してくれるんですねぇ。それは、後でコタバルの宿で実感したのです。


航空券の手配や宿の手配も大きな変革を遂げました。昨年はマレーシア国鉄の切符手配は私の名前で日本にいながら寝台列車を確保したのです。

1 件のコメント:

  1. 道路横断のタイミングもようやくコツがつかめてきたようです。
    要は、「俺 絶対渡るぞ」という気概をドライバーに感じさせることです。
    心のどこかに「あのドライバーはスピード緩めてくれるかなあ?」なんて
    躊躇した気持ちを見抜かれたら、永遠に横断はできません。

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