2012年2月11日土曜日

僧院の子供たち その5

ここ、僧院には10人ほどの子供たちが共に寄宿生活を送っています。アビノフはインド東北部のアルナチャル州からやってきました。ゴーグルマップで彼の村を一緒に検索してみました。彼は目をキラキラさせながら、パソコンに映し出される画像に熱中しています。ようやく、彼の村!記憶に残る田畑や道路の地形が浮かび上がってきました。こんな山奥にも仏教寺院が2つあるそうです。今はここで僧衣に身をつつみ、同時に学校へも通っています。いつも易しい表情を見せてくれます。教科書は先輩の使っていたものをそのまま利用しています。それに比べると現在の日本の子供たちの環境は恵まれています。先輩の使っていた教科書をそのまま利用するのは、彼に限ったことではありません。こうして考えると学習の環境はまだまだ不十分な箇所を多く見かけます。それでも、教科書が新調できなくても、古い(数年前)をめくりながら一生懸命勉強しています。以前彼は
別の仏教系の学校兼寄宿舎で過ごしていました。しかし、その学校の環境はかなり悲惨だったようです。充分な食事や衣料が与えられることもなく、日々を送っていたのが、当ボデスカスクールの校長に出会って、引き取られることになりました。はじめは一年間という期間限定だったのですが、いつのまにか、ずるずると延長になりました。すごく勉強熱心で他の生徒達が遊んでいても、教室で静かに自習している姿をよく見受けます。大きくなったら、何をしたいかと質問すると、貧しい人々を助けるための仕事をするんだと張り切っていました。来年の春(夏休み)には久々に故郷へ帰って両親に会ってくると語っています。、今回作成したボデスカ学園のDVD(10種類の動画、作成干場)が良いおみやげになるでしょう。これならパソコンがなくても田舎では、DVDプレーヤーが普及しているので家族一緒に学校での生活を見る事ができます。彼も、それを楽しみにしてるようです。
チョウゾウも幼い頃から、この学園!で過ごしています。実家へ帰ることも殆どありません。小学校と中学校をこの学校で過ごしました。今はここに寄宿しながら、5キロ離れた街の高校に通っています。今までと環境が大きく異なります。中学校までは、この僧院の外にでることは稀で、学校の遠足や、行事の時と限られていました。いわゆる、子供たちは勝手に外に出かけることは許されません。この僧院内で生活している限りは何の心配もありません。一旦外に出かけると様々な危険が待ち受けています。彼らを守るにはそうするしかないのも当然です。しかし、彼らがここで中学生の生活を終え、して、外部の学校に通うことになると、今までの環境とは大きく異なりカルチャーショックを少なからず受けているようです。今まではテレビや映画でみた状況が現実のものとして体験することになります。都会の学校では、高額所得者の子供たち多くいます。そうした、全く環境の異なって生徒達と共に学んでいかなくてはなりません。「片思いの彼女が出来て悩んでいるんだけど!嬉しいんだけど、でも学校行きたくないなぁ!今までと違って、どこへでも行けて自由だんだけどさぁ」と複雑な心境を語ってくれました。
さて、この学校の教科書に津波に関しての教材がありました。日本で頻発する津波を教材に捉えているのですが、日本の家族が文章として登場するのですが、挿絵となっているのはインドの家族じゃあありませんか!

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