2019年12月14日土曜日

バケット考察

サンドイッチ専門店!ごみ山の傍?

カンボジアは元フランスの植民地だった名残を留めていますが、その一つとして代表的なものはフランスパンにはさんだサンドイッチでしょう。これは街角でよく見かけます。行きつけの屋台では1ドル(4000リアル)ですが、様々な具を詰め込んで瞬時に仕上げてくれます。挟みこまれる具はチャーシュー、ミートローフ、キュウリ、そしてアサツキがメインで、ボリュームもたっぷりで、朝食としては申し分ありません。
仕上げには、アジアスタイルでお醤油をたらして完成となります。

屋台の棚には80本ほどのフランスパンが準備されています。完売したと想定すれば、80ドルです。利益率を25%とすれば20ドルの儲けになります。設備投資も大きな金額ではありません。プノンペンでの建設労働者の賃金が一日8ドル程度と聞いていますから、朝の短時間でその2.5倍の利益が出るとなれば経営は大丈夫でしょう。一か月25日稼働したとすれば、500ドルの収入です。比較的安定した職業なのかもしれません。
友人と出かける焼きめし、焼きそば専門の屋台は夕方から夜10時頃の営業で、一日の売り上げは1000ドルを超えるそうです。勿論従業員の数も多く、いつも繁盛しています。利益率を30%とすれば、毎日300ドル以上の儲けに繋がります。前者のフランスパン・バケットの屋台はおばさんが一人で切り盛りしていますから、規模は小さいので比較はしにくいのですが・・・。
やはり食べ物商売は、どの国でも人気があるようです。

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