Dongmuan駅の時刻表 |
チェックインが始まる二時間前といっても、AIRASIAのカウンターは混雑していません。バンコク行きの便は4つカウンターが開いているので、待たずにチェックインです。ここで、びっくりすることがおきました。このカウンターではe-Ticket(予約確認書)は不要です。パスポートを見せるだけで、係員がパッパッと操作して搭乗券が印刷されて出てきます。いや、これだと完全なペーパーレスの行為です。他社はどうかわかりませんが、エアーアジアには脱帽です。この飛行機会社の場合は、乗らない場合は払い戻しもしないわけですから、予約確認書を持参していても意味がありません。遅延したり、便が変更になる場合は予めメイルで連絡が入ります。よく考えてみると、何故航空券が必要なのでしょう
か?パスポートを提示すれば、すべての搭乗者に関する情報が飛行機会社に入っているますから、これほど確かな事はありません。過去何百回と飛行機に乗ったけど、こんなのは、初めてです。一部の空港(ネパールやインド)などでは、乗客しか空港内に入ることができず、その確認のために、航空券とパスポートを提示して検査を受ける必要がありますが、ここプノンペン空港は出入りが自由で、見送りの人々もイミグレへの分岐点まで入ることができるのです。今までは、どうも無駄な作業をたくさんしていたことになります。
今回の便は1時間のフライトで4430円の支払いになっていました。
要するに、E- チケットは重要性がないようです。飛行機会社にとっては座席という商品に対して支払い済かどうかの確認だけでよいわけで、問題がなければ、席(搭乗券)を渡すだけなのですね。
1時間後にはもうバンコックですが、ここでも驚きの光景です。熱心に指紋採取で左右合計10本の指紋、そして顔写真ですが、眼鏡をはずしてくださいとの事でした。どうもAIを使った顔認証システムを導入しているようです。今回関空を出発するときには半自動ゲートというか、顔認証システムを通過して出国しました。パスポートをスキャンして、本人確認のカメラと対峙し、OKとなれば、ゲートの通過が可能でした。いちいちパスポートにスタンプを押す作業も不要になりました。
とにかく年間何千万もの客が出入りするわけですから、その情報管理に紙を使っていては膨大な時間がかかります。デジタル化することで、、効率はどんどんアップしていくのでしょう。そのうち体内にチップが埋め込まれて、すべての記録が書き込まれたまま移動することになりそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿