入国カード |
フライトは予定通りの出発で現地へは、予定より早く到着しました。概ね飛行機会社の時刻設定は到着予定時刻より10から20分多めに見積もっています。これならば遅延対策にも説得力があります。かなり以前の話で、今から30年ほど前はまだLCCのなかった時代です。飛行機の機種が新型に変わり、航行速度が上がったにも関わらず、時刻表示は同じになっていました。この事で実際の到着とは誤差が生じています。
関空からマレーシアのクアラルンプールに入ったのは8日前で、この区間もプロモーションを利用して航空券をゲットしました。エアーアジアでの関空からクアラルンプールへの最安値は8000円の時期もありましたが、最近は12000円程度が最安値になっているようです。この価格の動きには、燃油チャージ(原油価格によって左右される)、出発地点の空港税などが入り込んできます。今回からは、日本の出国税(1000円)が追加されています。またその時の為替相場にも左右されてしまいます。こうした点を踏まえて購入すれば、日本国内の旅よりも、はるかに安い費用でアジア各国を移動することができます。特売セールでなくても、通常の料金ではプノンペンからバンコク、バンコクからヤンゴンなどは概して4000円から5000円の料金になっています。この料金は富山から大阪への高速バス料金が5000円という事を考えると、どちらが異常なのか定かではありません。
今回のプノンペン到着でちょっと驚いたのは、到着ビザの取得です。これがめっちゃ簡単で、写真も不要、料金は昨年と変わらず30ドルで10分もかからない間にゲットすることになりました。出入国カードがビザ申請を兼用しているようで、至って簡単でびっくりします。最も簡単なのはマレーシア入国で、パスポートを係官に渡すだけで、時々指紋認証を要求される場合がありますが、ペンで記載する必要は全くありません。マレーシアの場合は日本人は3カ月まで無料で滞在可能ですから、質問されることもなく、無言で通過が可能なのです。
それに比べると、ネパールの到着ビザのカウンターは、人員も少なく阿鼻叫喚という状態で長蛇の列をまつしかありません。何しろ時間帯によっては300人ほどの乗客を乗せたフライトが3-4機同時に到着すると混雑は必須です。乗客の半分はネパール人ですから、外人用カウンターには並びません。狭いイミグレの区域に一気に500人ほどが押し寄せますから時間がかかります。という事で、最近当方はミャンマーのヤンゴンのネパール大使館を訪問して事前に査証(90日間)を取って入国することにしています。ヤンゴンのネパール大使館では受付を済ませて20分待てば、即発行です。しかも市内中心部から大使館へは40分ほど歩いての距離ですから、簡単そのものです。
飛行機の切符の購入は、格安を狙って入国と出国の日を決めてから、後で中身を考えればよいわけです。最初から、あそことここを回ってなどと計画を立ててもスムーズにいくかどうかはわかりません。1カ月単位の移動を基本とすれば、その中でプランを組んでいけばよいのです。まずは航空券をゲット、その後スケジュールを立てるのが格安旅行の原則でしょう。
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