2019年12月13日金曜日

都市の構造

放射線状に道路が
東南アジア諸国はそれぞれに個性のある国が並んでいます。例えば、タイ、カンボジア、ミャンマーの三国の気候風土は類似したものがあります。となれば、文化も似たようなものとなり、生活様式は横並びにも見えます。しかしゆっくりと観察していくと、それぞれ個性なるものが派生してくるものです。例えば、カンボジアの政府関連の建築様式には、やはり旧宗主国であった、フランスの影響が多く残っています。都市の整備に関しては、ヤンゴンが元英国の植民地だったことから、碁盤の目のような形で市街が形成されています。それに比べるとプノンペンの場合は、やはり、特殊な図形を描いたように、放射線状に近いデザインで道路が走っています。

1.5番街

先日バッタンバンに出かけましたが、ここの通りの名称をみると、1.5番街という名称にびっくりしました。普通は一番街、二番街となるのですが・・・これは、やはりフランス文化の流れなのかもしれません。
フランスの植民地だった都市には、そのユニークさに目を見張るものがいくつかあります。その例として南インドにあるポンディチェッリーも有名です。何しろ町の作りが楕円状の環状道路内に形成されています。

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