2018年7月18日水曜日

カンボジア物語13 シェムリアップ


シェムリアップは、アンコールワット遺跡から7キロ離れた観光地です。ここには、旅行者用の宿、レストラン、コーヒーショップ、コンビニ、旅行代理店など観光客に必要な設備が全て整っています。国際空港もあり、小さい町ながら、観光で潤っている町として有名です。今でもホテルやゲストハウスなどが新築、増築中です。あまりにも、競争が激しいようで、宿の価格は5ドル程度でもシャワー、トイレ付きが存在します。
他にこれという産業もないようで、とにかく市街は観光地一色となり、ナイトマーケットも活気を帯びています。観光客は、年ごとに増加の一途をたどっていますから、町全体の収入が増加するのですが、他に投資する場所がありません。結局宿泊施設への再投資が加速する現象が発生しています。
遺跡へ行く巡回バス、いわゆる公共交通機関はアンコールワットにはありません。毎日、これだけの観光客が遺跡を訪問するならば、一般的には、手頃な価格の市内バスの運行があってもおかしくないのですが、どうも、これは、タクシーやトクトク(三輪車タイプのタクシー)業者からの圧力があるのでしょう。運行開始には至っていないのが残念です。一日借り切って15ドル程度ですから、3人で回れば一人500円ほどの費用ですから、それほど高くもありません。しかし一人ではちょっと負担になりますねぇ。

0 件のコメント:

コメントを投稿