2018年7月16日月曜日

カンボジア物語12 カンボジアの人は高層ビルがお好き


高層ビルの並ぶプノンペン

シンさんは、最近私の旅行のパターンが気に入ったようで、旅行に出かける時は、決まって相談に来ます。「今度〇〇行きたいけど、出かけてもいいかな?」から始まり、OKサインを出すと嬉しそうに、次どうしたら良いですかと質問が届きます。
最近は、現地の食べ物を食べ、ローカルの乗り物で移動するパターンに変化しているようで、インドへの旅行中は、「アグラの市内から、〇〇まで市内バスで行って来たよ」など頼もしい返事が届くようになりました。インドの旅では、食べ物にはかなり不自由しているようで中華系の食べ物を見つけるのは高級ホテルへ行けば別ですが、街角では見かけることはまずありません。結局インドっぽい焼き飯や、焼きそばで済ませるか、カップヌードルでしのぐ事もあるようです。自国に帰ってから、たらふくご馳走を食べるのが常態化しています。
シンさんの旅は、次第に一般的なカンボジア人の海外旅行とは異質なものになりました。彼の説によると、「カンボジアの人々は高層ビルにしか興味がないのです。」という事でした。なるほどそれも納得が行きます。彼の旅のパターンは多様に渡っています。ヒマラヤのトレッキングなどは、平均的なカンボジア人にとっては、パイオニア的存在です。つい先日は、タジマハールをみたくて10日間インドに出かけました。話で聞いていたモルジブへも単独で出かけました。

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