2018年6月19日火曜日

カンボジア物語1 シンさんとの出合い

シンさんのフェイスブックのアイドルはピンクパンサー
シンさんはカンボジアの首都プノンペンで靴屋さんを営む青年です。彼との出合いは、2017年の1月にヤンゴンの空港で初めて対面したのが始まりです。格安航空会社のAIR ASIAでヤンゴンからバンコクへ向かう飛行機は同じ便でした。出国手続きを終えてトランジットエリアにある紀伊国屋書店に立ち寄った所、世界的に有名な旅行ガイドなるロンリープラネットの日本語版を熱心に立ち読みしていた東南アジア系の青年がいました。それで、声をかけたのが、思いもかけない展開になってしまったのです。
声をかけた後、じわじわと会話が進みます。旅行の話や、日常生活の事などが話題になり、次第に双方共に興味を持ち始め、私の実態が明るみになってくると、更に彼は、興味津々です。プノンペン大学で日本語を勉強していたそうで、たどたどしいのですが、かなりの日本語が通じます。性格も明るく、陽気で、何を語っても感心したように、受け答えしてくれます。最後には、私が3月にネパールに行く事を知ると、本人もその気になって、ネパールへ行きたいとの事です。その話は途中で打ち切りとなりましたが、フェイスブックでの交流を通じて、今後連絡を取り合うことになりました。搭乗時刻になり、機内での席は別々でしたが、プノンペンへ乗り継ぎをする彼とは、バンコクのトランジットエリアで再会の約束を交わし、私はタイへの入国手続きを済ませ、シンさんはプノンペンに向かいました。

0 件のコメント:

コメントを投稿