2018年6月25日月曜日

カンボジア物語6 フェイスブックで交流拡大中



シンさんのお店
さて、シンさんとは、彼のカトマンズ出発の前日にはホテル・ハナで再会を喜び合いました。夕食は彼の奢りで、日本食のカツ丼です。これは、彼のお気に入りの食事の一つです。東南アジア系、中国系の人々にとっては、豚肉は普段の料理に頻繁に登場します。多少インドっぽいカツ丼でしたが、日本の味に近く80点という事で合格でしょう。
彼が帰国後、再々フェイスブックを通して、彼からの相談は、どんどん弾みが付きました。「今度モルジヴいきたいけど、どこに泊まったらいい?」「VISAを取るにはどうしたらいいのかな」「ホテルはどこかおすすめありますか」など旅の相談が多かったのが、次第にエスカレートし、「今従業員を首にしようか、どうか迷っているのだけど、どうすれば良いですか?」「隣の家の持ち主が土地を売りたいと言っているけど、購入していいかな?」など事業に関係する相談も増えて来ました。
話がかなり複雑になっても、めげる事もなく、多少難解な日本語で返事を書いても、その意味を理解しているようで、どんどん進んでいきます。出来る限り、やさしい日本語で返信するつもりでも、話題に熱中していると、私にとっては、高度な漢字で表現することもあります。新しい漢字が出ると、多分ネットで調べているのでしょう。すんなりと理解し、返信が届くようになりました。この技に驚きを隠すことは出来ません。
しかし、彼はどうも英語が苦手なようで、査証をネットで取得する際には、英語でいろいろな注意書きや、マニュアルなどがあり、それを読めば、理解できれば誰に相談することもなく自分で申請出来るはずですが、何故か私に頼って来ます。フェイスブック上でのチャットも英語で書くよりも、日本語で対応するほうが、早く応答を得ることになります。ビザ申請でのチャットでは、パソコンで入力中の画面をスマホで撮影し、それをオンラインでスマホのチャットを通して送信、受信するので、状態が良くわかります。それを元に、私が返信をするという状況に陥るのは、何度もありました。
しかし、ネットが通じるという事で、世界全体の距離は近くなり、意思疎通、問題解決の道がこんなに素早く行うことが出来るようになりました。国境を超えて、それは、まるで、隣に住む友人の家に押しかけて指南しているのと同じ感覚です。
こうして、始めは旅の相談から始まったのが、事業の相談そして人生相談へと多岐に及ぶ結果となりました。

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