2016年3月31日木曜日

ゴラパニトレッキング 第6日目タトパニからポカラ

今朝も坂本夫人の膝の具合は良くありません。幸いに、ここタトパニからベニへ行く始発のバスが8時半に出発するとの情報が入りました。今回は残念ながらタトパニ(熱い水の意)でゆっくりと温泉につかることを断念しての帰着です。8時過ぎに宿から5分のバス停に到着し、またまたお茶の時間です。この店はローカルショップですから、価格も安く私にとってはホットします。始発のバスが待ち構えています。エンジンがかかったら乗り込めばよいので大助かりです。乗客の数もさほど多くもなく、少なくもなく8割方埋まっているようです。
私達ポカラ帰着組は8時半のバス、ジョムソン組は9時半出発のバスになりました。さて、我々の乗ったバスはまたまた道中パンクに見舞われました。どうも悪霊に取りつかれたようで、私達の乗るバスはいつもパンクです。それが故におよそ1時間の遅延です。この国は日本と違って遅延しようが、どうなろうがお構いなしで、乗客はのんびりと復旧を待ち続けます。問題は、乗り継ぎがうまくいくかどうかです。ベニからポカラへは頻繁にバスが出発しますが、多くは午前中で終わりになります。そして夕方4時半ごろにカトマンズ行きの直行便があり、この便を利用してポカラまで乗せてもらうケースもあります。さて、我々のバスは一時間ほど遅れましたが、接続するバスも一時間ほど出発を後らせてくれたようです。バスは満席で出発です。
ベニからポカラは舗装された道路という類で快適な走行ですが、所々客を拾いながら進むので結構時間がかかります。それでも3時間ほどで140キロのポカラに到着です。しかし、ここポカラを目前にして再度のパンク事故発生です。どうも修復不能なようで、後続のバスに乗り換えする羽目になりました。後続の車両は既に席が埋まっています。止む無く立ち席でのポカラ行となりました。
ポカラに到着して、バス停近くの茶店でテータイムを過ごした後、タクシーで宿に向かったわけですが、タクシー代金が300ルピーです。ここで妙な現象が出てきます。ベニから乗り合いジープでポカラに行けば、一人400ルピーで二人分だと800ルピー。付録がついて、希望の宿まで運んでくれます。バスでは、一人210ルピーで二人だと420ルピーそしてタクシー代金を加えると720ルピーです。お茶代金が50ルピーでしたから、合計770ルピーの出費。あれあれ、これでは乗り合いジープの方が良かったかもしれません。
こうして、無事ポカラの宿に到着です。ここで私達二人はジョムソン組の二人を待ち受けることとなりました。

1 件のコメント:

  1. [6日目 タトパニ~ジョムソン~ムクティナート] 
    ジョムソンまでのバス旅もハードだったが、ジョムソン~ムクティナートがこれまた地獄!名物の強風でバスの車体が揺れる。一木一草ない荒涼とした荒地(月面に来たようなチベット的風景)か カリカンダキ川の河原の中を走る。この河原は本道なっており、バスもトラックもバイクも通る。他に道がない。川の浅瀬を何回も渡る。タトパニ9時バス出発。ムクティナートは5時半着。
    [7日目 ムクティナート~ジョムソン~マルファ] 
    標高3800mのムクティナートさすがに寒く氷が張っている。6時半チベット仏教とヒンドゥ教の聖地である寺院を巡る。水の壁(108の蛇口から聖水がわき出る)で70年間の罪を流す。ジョムソンからマルファまで1時間半のカリカンダキの河原歩き。吹きつける強風に体を前倒しにして、ひたすら歩く。
    [8日目 マルファ~ベニ~ポカラ]
    マルファは素晴らしい村である。石を敷き詰めた街路。白い石造りの美しい街並み。周囲はリンゴなどの果樹園で 花が咲き乱れている。ネパールでこんなに美しい村があるとは 想像していなかった。「河口慧海記念館」は外国人のみ100Rsだが、説明書きも何もなく、荒れ果てた仏間と台所があるのみ・・・
    バス出発が予定より1時間20分遅れ、途中エンコして修理に1時間。対向車2台・後続車2台もおとなしく待っていました。夜7時ようやくポカラ到着。3日振りに4人合流。やっぱり4人で飲むビールは最高!
    ≪ポカラで2泊。ゆっくり体を休めてカトマンドゥへ戻りました≫

     

    返信削除