2016年3月23日水曜日

ゴラパニトレッキング 第1日目

さてさて、いつものメンバーが揃いました。今年も恒例のファミリートレッキング開始です。疑似家族トレッキングは今回で第5回目を迎えます。時によってメンバーの構成が異なる場合もあったのですが・・・・。
第一回は坂本夫妻と干場そして、ガイド兼ポーターのダマイ・サルキでランタン谷トレッキング
第二回は坂本夫妻とガイド兼ポーターのダマイ・サルキでエベレスト街道(干場は腰痛で参加見送り)
第三回は坂本夫妻と干場そして、急遽駆け付けたガイド兼ポーターのケダール・シュレスタ。(ダマイ・サルキはエベレスト遠征の為欠場)
第四回は坂本夫妻と干場そして、ガイド兼ポーターのダマイ・サルキでゴサイクンド・トレッキング
第五回は、坂本夫妻と干場そしてガイド兼ポーターのダマイ・サルキとでゴラパニ・ジョムソントレッキングです。
今回も気の合った仲間と、干場企画の特別手配で通常のトレッキングの半値以下の費用で和やかなトレッキングを満喫することができました。
ああ、またパンク

出発前日にすべての手配を終えた積りが、TIMSカード(Trekker’s Information Management System=トレッカー情報管理システム)の準備ができていません。これには各種珍説があり、びっくり仰天です。管理しているのが(TAAN) Trekking Agency Association of Nepal=ネパール・トレッキング代理店協会ですが、そのカトマンズではその代行をしているのが、政府観光局です。事情を聞くと、政府観光局が預かった費用をTTAANに支払いしていないのが発覚し、政府観光局では発行しないとの事。そしてTAANの窓口では、カードの在庫がないので、発行できないとの事でし
た。一体どれが真実なのか、もう混乱してしまいます。日本では考えられない事態がノウノウト発生するのが、ここネパール旅行の楽しみの一つかもしれません。常識を覆す事こそ、日常生活からの大きな脱皮かもしれません。でも、この仕組みはいささか、あやふやな、謎に包まれたシステムに見えてなりません。このTIMSカードは二通りあり、個人トレッカーズ用とトレッキング代理店を通じた包括トレッキングに分かれています。規則では、個人トレッカーはガイドやポーターを雇用することを禁止しています。でも、途中で体調不良になってポーターを雇用しなければならなくなったらどうするんでしょうかねぇ。更に、昨今のとれキングルードは場所によって、新しく自動車道路が開通し、旧のトレッキングルードと交差しながら歩く場合もあり、こうした場合、旧道にチェックポストがあっても、新道を歩けば、チェックポストで登録することなく通過してしまうこともあります。こうなると、元来のTIMSの目的なる、トレッカーの情報管理が不完全に終わってしまいます。TIMSカード自体は厚手の紙を利用し綺麗な山の写真を背景にした恰好の良いものですが、その中身はどうも、ぐちゃぐちゃしているようです。ただ単に外国人トレッカーからお金を徴収しているようにしか見えません。万一の捜索などに関して、果たして有効に機能するものかどうか、甚だ眉唾ものに映ります。
そんなわけで、今回のTIMSカードは参加者氏名の明細とガイド名を記した用紙に旅行代理店のスタンプが押されたものという簡素なものでした。何かしら怪しげな空気が漂っています。バスの切符は前日に手配したのですが、当日の朝になって、座席は二重予約で、私達の座席は後方になってしまいました。おまけに、座席は今一で、中途半端の角度に設定してあるので、振動で次第にお尻が前に移動し、座り心地が異常なる代物です。おまけに途中でパンクです。つるつるタイヤが当たり前のこの国では、新車と言えども油断はできません。切符購入時には、この会社は三か月前から新車を入れて運行しているとか?それ、本当かな?中古の車体の外装を新調して、あたかも新車と見せかける商売もあるようです。このバスがポカラに到着したのは午後3時45分過ぎでした。カトマンズの大通りカンティ・パスからは⒑台以上が同時刻で出発するのですが、我々のバスは不幸にも、完走はしたものの、最下位に脱落でした。運の悪い時は、連続するもので、バスが到着した直後、傘が必要となりました。一時猛烈な雨に変わり、宿まで歩いていける距離はタクシーのお世話になる羽目になってしまいました。夕方5時頃にはヒョウに見舞われる悪天に見舞われる様でした。
突然のひょう

一昨年も宿泊したアニール・モモ・ゲストハウスは今年は休業しています。空いている部屋を500円で利用することになりました。ポカラではレイクサイトに比べるとダムサイトは、観光客も少なく、閑散としています。その分宿代も安いのが特徴です。ダムサイト周辺に事情を探ってみると、相場は500円(500ルピー)程度になっているようです。その反面、ここダムサイドには、こぎれいなレストランは数少なく、メニュー記載の通りに食事を提供できないのが難点です。しかも、到着初日は、雷鳴なりひびき、空がまっくろになり、日没をまたずに、暗闇に包まれる不気味な初日でした。

1 件のコメント:

  1. 今回はヒザに不安を抱えながらのトレッキングとなりました。日本出発の当日まで医院でヒザにたまった水を抜いてのスタートとなりましたが、そこは「歩ける所まで行こう!」という心意気で出発です。

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