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私達ポカラ帰着組は8時半のバス、ジョムソン組は9時半出発のバスになりました。さて、我々の乗ったバスはまたまた道中パンクに見舞われました。どうも悪霊に取りつかれたようで、私達の乗るバスはいつもパンクです。それが故におよそ1時間の遅延です。この国は日本と違って遅延しようが、どうなろうがお構いなしで、乗客はのんびりと復旧を待ち続けます。問題は、乗り継ぎがうまくいくかどうかです。ベニからポカラへは頻繁にバスが出発しますが、多くは午前中で終わりになります。そして夕方4時半ごろにカトマンズ行きの直行便があり、この便を利用してポカラまで乗せてもらうケースもあります。さて、我々のバスは一時間ほど遅れましたが、接続するバスも一時間ほど出発を後らせてくれたようです。バスは満席で出発です。
ベニからポカラは舗装された道路という類で快適な走行ですが、所々客を拾いながら進むので結構時間がかかります。それでも3時間ほどで140キロのポカラに到着です。しかし、ここポカラを目前にして再度のパンク事故発生です。どうも修復不能なようで、後続のバスに乗り換えする羽目になりました。後続の車両は既に席が埋まっています。止む無く立ち席でのポカラ行となりました。
ポカラに到着して、バス停近くの茶店でテータイムを過ごした後、タクシーで宿に向かったわけですが、タクシー代金が300ルピーです。ここで妙な現象が出てきます。ベニから乗り合いジープでポカラに行けば、一人400ルピーで二人分だと800ルピー。付録がついて、希望の宿まで運んでくれます。バスでは、一人210ルピーで二人だと420ルピーそしてタクシー代金を加えると720ルピーです。お茶代金が50ルピーでしたから、合計770ルピーの出費。あれあれ、これでは乗り合いジープの方が良かったかもしれません。
こうして、無事ポカラの宿に到着です。ここで私達二人はジョムソン組の二人を待ち受けることとなりました。