2015年4月3日金曜日

トレッキング第6日目 トゥロシャブルからシャブルベンシ


今日はトレッキングの最終日(歩行)です。ここからシャブルベンシは朝9時前に出発、道中2回昼食と休憩を含めて5時間半で午後2時半には到着してしまいました。ランドスライド付近の分岐点までは前回通った道と同じコースです。途中の茶店も前回同様、同じ若夫婦が営んでいました。以前は茶店の前で老婆がデモンストレーションを兼ねて、織物をしていたのですが、話を聞くと、娘が学校に通うようになり、食事の世話などをしなければならないので、トゥロシャブルの家に住むようになったとの事です。若夫婦と息子の三人が、質素な茶店ですが、ランドスライド(地名)方面から登りつめた場所にあるので、多くのトレッカーは自動的に、ここでお茶や食事時間にならざるを得ません。立地条件に恵まれた場所で、今日もほそぼそと小遣い稼ぎでしょうか?ちなみに私達4人が支払った額は190ルピー(お茶4人分)でした。30分ほど急勾配の坂を下ったドマンからは、川沿いの道が続きます。途中からは、新しい橋がかかり昔と違い、川の右岸を通る道に変更になっていました。そして橋の近くには新店舗出現!宿とレストランが開店です。早速、この新築なった(2年前から開店)でゆっくり時間をかけて昼食です。その後40分ほどでシャブルベンシに到着です。ここでは、いつも世話になっているホテル・チベットに駆け込みました。2013年に訪問した際には、ここで大きな家族安泰の大祈願が行われていて、利用することが出来ず、他の宿にお世話になりました。しかし、宿の主人からは、お茶や奉納されているお菓子などの接待を受けた記憶があります。今回は無事部屋が取れました。しかも通常300ルピーの価格を半額にしてもらうという歓迎ぶりです。この宿も押し寄せる近代化の波に追われるかのように、隣の敷地に4階建ての立派なホテルを増築中です。しかし、何としてもここは、ネパール、工期が遅れに遅れて、未だに完成には至っていません。あと一ヶ月ほどすると雨季に入ります。そうなると、建設作業員の欠勤が多くなり、また作業は遅れてしまいます。勿論、この宿主は多角経営をしていらっしゃるようで、バスの切符販売も一手に引き受けています。
さて、ここシャブルベンシには歩いて15分ほどの距離、川沿いに温泉があります。我々男三人は早速、この温泉で旅の疲れを癒やすことになりました。温泉といっても、小さなもので5-6人も入ると浴槽は満杯になります。川のせせらぎを耳にしながら地元の人々がのんびりと一時を過ごしています。今回のトレッキングも無事終了しておめでとう。大きな事故もなく・・・。早速カトマンズの宿(フジホテル)に無事なる連絡そして、明日の予約を入れたのは当然です。又、TIMSカードの発行元のピタンバルさんへの連絡も怠ることなく、報告しました。(事故が発生すると、引受元のトレッキング代理店が責任を負う仕組みになっているので、常に代理店との連絡は必須になるのが現状です。)

1 件のコメント:

  1. トレッキングの最後は、温泉にゆったりと浸かって、疲れをとりました。なかなか良い湯加減でした。ネパールでは、アンナプルナについで2回目の温泉となりました。ただし、トランクスをつけたままでした。

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