2012年4月19日木曜日

ランタントレッキング8日目

今日はトレッキングの8日目です。そろそろ皆さん疲れが貯まる時期になるのですが、引き返すわけには行きません。皆には伝えてないのですが、今日が実は、今回のトレッキングで一番距離も時間も長くかかる区間です。2500mから一度1600m付近まで下り、更に600mの登りになります。連日の疲れも重なっているので、予定通りに到着出来るものかどうか危ぶまれました。
今日は道中多少なりともイベントがあります。バンプーとランドスライドの宿に立ち寄って日本の友人から預かった品物を届けるという役割を担ってきました。それぞれの場所で無事手渡すことができたのですが・・・・・。ちょっとしたハプニングがありました。届け物の中に4,5年前に友人が撮影した写真がありました。姉妹が仲良く写真に収まっているのですが、妹が一ヶ月ほど前に病気で亡くなったわけです。先に訪問したバンブーの宿の女将に聞くと、知っているとの事。それ
で、「写真はお父さんやお母さんに絶対見せてはいけないですよ」と忠告を受けました。次に訪問したランドスライトのロッジにはお父さんの他、写真に映っていた姉夫婦もシーズン中の宿を切り回していました。そこへ、私達の突然の訪問、そして写真をこっそりと姉に手渡しました。さてさて、大変!大変!姉の方は涙をポロポロ。同行した容子さんの胸に抱きつくこと凡そ15分だったかなぁ!その写真で若き時代の妹の姿を見て涙が止まらなかったようです。家族の絆がいかに強いものかを実感させる一幕を垣間見る結果となりました。まあ、30分ほどしてようやく彼女は平静に戻ったようです。
そんな所へ膝を痛め、びっこを曳きながら外人とそのガイドがやってきました。かなり重症であるくのがつらそうです。予定を一週間早めてカトマンズに帰ることになったそうです。しかし、ここから、バスの発着するシャブルべシまではまだ2時間から3時間かかります。それで、私が得意とするテーピングを施術することになりました。このテーピングは魔法のテープとでもいいましょうか、それを体験した人なら、絶大な効果をご存じでしょう。言うに及ばす効果抜群で、外人の曇った顔に青空がさしたかのように明るくなりました。同行していたガイドも私の手早い対応にびっくり。周囲の人も驚いていたようです。
そんなハプニングに気を取られたのか、皆さん意外と体調も良く、足が乱れることもなく、無事終点のトゥロシャブルに到着したのは4時頃でした。「あと、少しでお茶屋があるから、そこまで頑張りましょう」などダマシダマシで私にとっては冷や汗の一日でした。

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