太陽の国(雑感)
太陽の国スリランカ、のんびりずむの島国。長く滞在すると一つの大発見。それはダラシナイズム蔓延の人々。どうも、シンハラ族の目玉はギョロリと大きく丸っこい。白い歯をむき出しにして、ニタニタウハウハ笑って騒ぎ立てる。そんな陽気さを、天性的に持ち合わせている。
他方、インドから移住したとわれるタミル人は険悪そうな細い目をしている。見かけはちょっとニヒルだか、誰かれかまわずウィンクして見せる。話をすると以外と愛想も良い。一緒にお茶を飲んで、サヨウナラをする。
物を乞うのは乞食の仕事だか、スリランカでは誰もかれも試みているようだ。何とまあ厚かましい。何かをゲットできれば儲けもの!
しかし、彼らは無断で人のものを盗ることはない。また取ることもしない。我の私物を一般公開した場合は、ハイコレ、ハイコレというふうに丁寧に後片付けを手伝って、さも「私は品物をちゃんと返しましたよ」という手つき、動作が伴ってきます。なるほど当然のことなのだが・・・。
スリランカ滞在で気づいた項目を列挙してみると
1.
日差しの強い海辺では、若いもんがゴロリ、ゴロリ。ツーリストに負けじ、とスケコマシ組が行ったり、来たりし。観光地で外人もダラシナクなってくるもの。しかし、ここは、南国スリランカ。釣れそうで、釣れない西洋女をいうムードで今日もヒッカドワではセイロン人が外人客を口説いているであろう。マイッタ、マイッタ。
2.
隅々まで行き届いた英国イズムをしっかりと拝見する。ある中級レストランにでは、セイロン人の夫婦がしきりと英語をしゃべる。どうもこれは一つのステータス(地位、身分)シンボルになるらしい。上、中流の家庭では、英語しか用いないらしい。となれば、私のにわかシンハリ語は彼らより勝る場合があるのです。勿論大半の下流?大衆はシンハラ語かタミール語が日常会話です。
3.
Hill Country(丘陵地帯)にはトコトコ列車が走ります。何故か日立製の車両がほとんどで、なかなか人気があります。だけど、手入れが悪いのか、ギシギシ軋み、ゴロン、ゴロンとわめきながら列車は進みます。勿論バスだって必ずどこかのガラスが破れています。路上ではエンジンはかろうじて動くのであろうが、立ち往生している車両をよく見かけます。
4.
ホテルやレストランの入り口には私営のガードマン氏が見張っています。その数は隣国インドよりも多く感じます。それほど、食い逃げやドロボーが多いものでしょうか?まあ失対事業の一つなのかもしれません。
5.
スリランカも三度目となると、好きな国になるのですかねぇ。好きな国のタイプと聞かれた場合、行った事がないから好きー。行ってみたいという事でありましょう。小生はもちろん、前者に該当します。
6.
タミール映画は、花と王子とお姫様のメルヘンの世界でした。Action少々、それにミュージカルを加えて完成に近づきます。インド映画見て歩きで気づくのは入水自殺が多いのと、階段から派手に転げ落ちるシーンを良く見かけます。やはりエンタメの世界は受けを狙っているのでしょうか?
7. 農産物は自給自足で安いけど、工業製品はべらぼーに高い国です。庶民の皆さんは、それを無理してかんていらっしゃるのかなぁ?
7. 農産物は自給自足で安いけど、工業製品はべらぼーに高い国です。庶民の皆さんは、それを無理してかんていらっしゃるのかなぁ?
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