2011年10月23日日曜日

夜景

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先日日本を離れる際は羽田空港を利用しました。出発は定刻通りの夜の11時45分でした。今回の便は、ほぼ満席に近い状況でした。これなら、充分採算が取れるかもしれません。時間帯も深夜発で翌日の朝6時半到着ですから、人眠りするにはちょうど良いかもしれません。前回帰国したのは、6月1日で、何故かしら3分の1ほど空席が目立っていました。多分震災の影響で旅行を取りやめした方もいらっしゃったのかもしれません。機内でもAIRASIAが震災募金箱で支援の活動を行なっていたわけですから。
今回の料金は片道24000円でした。これを、通常のフル規格の航空会社と飛行したとすれば、往復6万円を超えます。エアーアジアの場合は料金も、申し込みの時点で個人差があります。これは、すなわち競争原理に、資本主義の原理に符号しているわけです。先日、友人は来春3月の往復を三万円で獲得しました。この料金は通常の会社の半額になります。沖縄往復と変わらないかもしれません。概して、フルサービスの航空会社は殆どの場合空席が目立ちます。まあ、比較してみると、エアーアジアの料金設定は妥当な線と言えるでしょう。12月からは関空発着の便もスタートするようです。まあ、今後ともエアーアジアの路線拡大を希望する日々です。
さて、深夜のフライトの特徴は夜景をしっかりと拝見できる事です。今回のそれは、大都会東京をバックにしていますから、尚キラキラとしていました。いわゆる100万ドルの夜景?そして、マレーシア到着も早朝でまだ夜が明けてなかったので、ここでも、キラキラと夜景を演じてくれました。以前は、「すごいなぁ。これが繁栄の証だなぁ」と眺めていたのですが、どうも、最近そうは感じなくなりました。震災後、原発の問題を知ってからは、意識が大きく変化したわけです。「このコウコウとした明かりは電気を沢山消費しているんだよね。そんで、電気は原発に頼っていたんだよね。ああ、何か虚しいなぁ」そういったように、大きく見方が転じたわけです。

夜景の暗さで定評のあるのは、ミャンマーのヤンゴン、ネパールのカトマンズといった所でしょうか?両者とも停電が頻繁で、部分的に停電をしていますから、市街といえども、ブロック毎に暗闇に支配されます。夜の外出には懐中電灯が必須となります。この両極端を比較しても、人々の生活はさほど変わりません。日中は電気があっても、なくても人々の生活は変わりません。正確に言えば、変わらないと言えば嘘ですが。電気が供給される事で様々な恩恵を受けているのは事実です。冷蔵庫も正常に稼働します。充分に保証された電気の供給があることで私たちはいつでも高品質な治療を受けることができます。と同時に反面、電気に頼りすぎた生活をしていることも見逃すことはできません。
ネパールでの日々は停電が日常茶飯事なので、停電になっても全くパニックは生じないように人々は暮らしています。日本で停電になると大きな混乱につながるでしょう。将来に於いて、電気の供給が今のように完全な状態を続けることができるかの保証は有りません。東電が今回のような原子力発電所の事故は5000年に一度だと説明しているようですが。
逆説として考えるならば、どのようにして、電気がなくても、楽しい生活ができるかとう手段を学ぶ事も大切でしょう。これを学ぶ場所はさぞかし、ミャンマーかネパールでしょうかね。電気が足りないなら発電量をどうやって増やすかというのが課題になります。これはいわゆる対症療法にしか過ぎません。様々な社会問題は、病気を含めて対症療法で解決しようとしています。今一度視点を変えて問題解決を試みるのも悪くはないかと思いますが・・・・。モノだけで人間社会は成立っているわけではないんですよね。

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