MALACCA walkC
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今年もマレーシアにやって来ました。昨年同様旅の始まりはマレーシアからということになります。今回の旅は10日ほど前から先発隊が到着ですでにペナンとジョホールバルを回遊後マラッカで出会うことになりました。
アベノミックスとやらの影響で俄然円安が進み、予想外の出費が続き、悲鳴を上げる日々です。運悪く日増しにレートがダウンしていきます。3年程前は1000円で34リンギットだったのが、今は29リンギット来れば良いほうです。実質15%値上げがもろに響きます。
さて、近年の旅の発見として、スマホの重宝さがあらゆる場面でまざまざと見せつけてくれました。今回のメンバーは平均年令66歳となるのですが、全員スマホの達人・・・・にならんと努力を重ねての旅でした。
簡単な使い方としては、目覚まし時計の代用となります。これは基礎的な簡単な使い方でだれでも、容易に設定ができるわけです。
また現地のSIMカードを挿入することで電話機能そしてWIFIのない所でデータ回線を利用してのインターネット接続が可能です。しかもマレーシアでは一ヶ月1GBの枠内など比較的高速で利用できます。料金は30リンギットですからやく1000円程度です。宿やレストランなどでは多くの場所で無料WifI接続が可能ですから、これを使い分けることで月当たり1GBとうのは十分な容量です。しか
も一人で何枚もSIMカードを持っている人もいるようです。国を変えるごとにSIMカードを差し替えて利用することで費用を節約することができます。
先日関空から出発したのですが、外国で使えるスマホの貸し出しをやっていましたが、どうもその料金は馬鹿高い設定で一日つかうと1800円ほどになるようです。現地でSIMカードを入手すると一ヶ月1000円。この違いは一体どうしたことでしょう?電波の質もほとんど変わりません。日本からNTTやSOFTバンクの電波が飛んでくるわけではありませんよねぇ。
そして、Googleの位置情報のお知らせ、すなわちGOOGLE MAPを使いこなすことで道に迷うことはありません。バスが目的地に近づいたかどうかも一発で読み取ってくれるわけです。となると、人に聞く、教えてもらうという姿勢から遠ざかっていくのが寂しいのですが、これは確かにすぐれものといえるでしょう。以前旅先で色々な国の人々に出会いました。半年ほどして、或は、数ヶ月の後に、紙切れに書かれた住所を手がかりにバスを乗り換え、人々に聞きながら辿り着いたことがいくつもありました。今後はこうした必要が皆無になるかもしれません。
また、最新情報や新聞などの閲覧などは、インターネットに慣れ親しんだ方々には絶好の小道具といえましょう。今回のメンバーは、ネット三昧の旅も味わう羽目になりました。メイルで届くエアーアジアのスーパーセールを片手に、次回の旅の構想を練るのもひとつの楽しみとなりつつあります。しかし難点としては、情報の渦に巻き込まれて、実際の行動が疎かにならないように配慮しなければなりません。確かに、スマホの世界はこうして我々に実現可能な夢をふんだんに与えてくれるのは間違いないようです。
まだ通称SNSと呼ばれるフェイスブックなどに加入していると最新の情報を家族や友人と共有できる楽しみもあります。いや、それを避けるために旅に出たいという方にはおすすめできませんが。スカイプやラインを使うことで料金をかけることなく電話のやりとりが可能です。20年ほど前とは全然様相を異になってしまいました。国際電話が3分で200円とか300円が今はネット事情がよければ無料という状況になりました。
スマホを使い慣れると翻訳や辞書の代用にもなります。もうひとつ単純な使い方としては懐中電灯の代用にもなるわけです。確かにマルチで動く小さな道具です。
おまけに、最近のスマホはカメラ機能が充実し写真だけではなくビデオの撮影も難なく片付けてくれるのです。今まではビデオカメラ、そしてデジカメ、おまけにGPSと三種の機器を使い分けしていたのが一点に収録されてしまいました。全く便利な装置です。これだと重量も気になりません。
そして、書籍を持ち歩く必要もなくなりました。旅行で持ち歩くものとして書籍が一番の重量を占めていたのですが、電子書籍の普及ですっぽりとスマホに収まることになりました。電子書籍の中でも無料の青空文庫を始め、ソニーの電子書籍も有名で、こちらは特典がついて中毒にならない限り、無料で何冊も読むことが可能です。各社が競い合って宣伝中なるようで、いつしか中毒になってつい購入してしまう羽目になる方もいらっしゃるようです。
こうして考えるとスマホなしでの旅のパターンは考えられなくなりました。以前は地球の歩き方がバイブル的存在でしたが、いずれは、この書籍の価値は次第に低下していく運命かもしれません。時刻表が売れなくなったと同様に衰退の道を歩むかも。
そして、最近のスマホは高性能を誇り、1.5万円程度のものから10万円近いものまで各種揃っています。いずれは、ノートブックコンピュータに置き換わるのも遠くはないでしょう。
最近購入したスマホ(400リンギット)約15000円を早速使ってマラッカ市内を散策してみました。
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